引っ越し先、決まる!!!!
今月末から来月始めに引っ越しを見据え、クレッグズリストの物件情報をチェックする毎日を過ごしていましたが、ついに引っ越し先が決まりました!!感涙
家賃高騰事情もさることながら、昨年末に発生した山火事、トーマスファイヤーの被害で家を失った方が多く、賃貸市場は品薄状態。私たちの家探しも難航していました。
日本でのアパート探しは、不動産屋さんに引っ越し先の条件を伝えて物件を見繕ってもらいますが、アメリカではネットで物件を見つけて連絡をとり、内見後に申請というパターンが主流だと思います。
地元の有力な不動産屋さんは2社ほどありましたが、個人で管理されてる物件もそれなりに多く、やっぱりこれら全て網羅して掲載してあるインターネットの方が情報量は多いです。
詐欺か?!申請書を提出したけど音沙汰なし、、、
家探し中にこんな出来事も。
ある物件をとても気に入り、借主に連絡すると、近所の車屋さんで働いてるから直接来てくれということで会いに行きました。普通のおじさんでした。立地と家賃がとても良く、申請料はいらないとのことだったので、コンペティティブな背景もあり、内見前でしたがその場で申請することに。
申請書を書いて渡し、おじさんの仕事が6時半に終わるので、そのあとに内見をしようという流れになり一旦帰宅。
6時になり、住所をまだ知らない私たちはとりあえず物件のあるエリアを探索。その後6時半になっても7時になってもおじさんから連絡なし。諦めて家に帰りました。
次の日も、その次の日も結局おじさんから連絡はなく、こちらからの電話にも出ませんでした。「ああ、結局他に借り手がついたのか」とばかり思ってましたが、よくよく考えてみると申請書には夫の個人情報を惜しみなく記入しているため、もしかして詐欺??ととても不安に。
幸いカードの利用状況などに不審な動きはなく、連絡がないのもおそらくおじさんの怠慢かと思われます。
こうやってみると、不動産オーナーを装って申請書を記入させ、個人情報を悪用する詐欺なんて簡単に誰でもできてしまいます。改めて警戒心を忘れないよういい勉強になりました。
肝心な引っ越し先について
ダウンタウンのはずれのアパートです。
中心街とビーチの近くなのでロケーションは抜群、サーファー夫のテンションが上がる立地です。
そして倉庫つきということで、部屋とは別に敷地内にストレージルームがついてきます。生活スペースを侵食しがちなサーフボードの収納にぴったりです。
日当たりが良く、朝日は寝室に、日中はリビングの窓から日が差す感じです。
内装は古めですが清潔で、特にキッチンは70年代の空気を感じます。備え付けの冷蔵庫なんて、もう亡き祖父のオフィスにあったものを彷彿とさせるレトロっぷり。
第一印象はこんな感じです。
キッチンの壁がこんな感じのダークな木目調なので、家具や小物をややサイケにまとめてもいい感じだね〜と夢が広がります。
実はこの物件、広告がネットに投稿された日にすぐアポをとり内覧し、即決でした。
オーナーさん曰く、広告掲載3日にして100人以上から連絡があり、一人で電話対応に追われたそうです。もはや壮大な椅子取りゲーム。
正直こんなお家に巡り会えただけでもラッキーなのに、無事に契約まですすむことができ今回はとっても運が良かったと感じます。神様仏様ご先祖様に感謝!
決して広々とした家ではないですが、やっと自分たちだけのスペースで生活できるって考えただけでも最高です!
あとはどうか引っ越しがスムーズにいきますように!笑
:)
フィアンセビザからのグリーンカード申請はいつまでにすればいいのか問題
K-1ビザでアメリカにやってきたフィアンセたちは、入国から結婚まで90日間という猶予を与えられます。
そして結婚したあとアメリカで暮らすためには、グリーンカードの申請(AOS; Adjustment of Status)をしなければなりません。
フィアンセビザのルールは90日以内に結婚してね、というものですが、AOS申請のデッドラインについては言及されていません。
私が疑問に思ったのは『グリーンカードの申請も90日以内にしないといけないの?』という点です。
ちなみにK-1ビザの有効期限は、I-94とよばれる米国出入国記録にビザの期限が記載されていて、オンラインで確認することができます。
Visa Journeyで調べてみると、意外にもビザが切れてから数ヶ月後にAOS申請をしてグリーンカードをゲットしたカップルもちらほら。ビザが切れて数週間たってから申請したよというカップルはたくさんいました。
逆にAOS申請が90日以降だったという理由でグリーンカードが承認されなかったという事例も見られませんでした。
2年前に申請したインドネシア人の友人も、入国後の90日なんて結婚式準備と書類作成でバタバタで、結局入国後4ヶ月経ってAOS送ったけど問題なかったよ〜とのこと。
90日以内に結婚さえしていれば、AOS申請も絶対に90日以内に、という訳ではないのかな?
そうじゃないと、例えば入国後89日に結婚したカップルはマリッジサーティフィケイトの発行まで待つと必然的に90日すぎてしまうし、AOS申請に必要な書類もすぐに用意できるようなものではないしな、と個人的に納得。
AOS申請はできるだけお早めに…!
が!!ビザが切れてしまえば実質イリーガルエイリアン。日常生活には差し支えがなくても、万が一の時に立場を守ってもらえる保証はありません。仕事がしたくても働けません。
さらに、フィアンセビザ渡航診断の結果が有効なのは1年。これを過ぎるとAOS申請時にアメリカで再び健康診断を受け、I-693を提出する必要があります。このK-1渡航診断結果が生きてる間にAOSを申請すれば、時間とお金の節約になります。
そしてなにより移民関係の情勢は変化が激しく、とくに移民に対しては厳し目な政府が相手となる今のご時世なので、やっぱり結婚したらできるだけ早めに、できるだけI-94の期限内にAOS申請を始めることに越したことはなさそうです。
そういう私たちはマリッジサーティフィケイトの入手に時間がかかり、結局入国後89日目にしてギリギリAOSパッケージを郵送、USCISに申請書類が到着したのは92日後、つまりフィアンセビザが切れたあとでした。笑
どうか問題なく申請が進むことを願いつつ、気が早いですがそろそろ面接のために証拠集めの準備を始めようと思います!
:D
【GC申請2018年】AOSパッケージ受け取り通知メールが届いた!
1月24日に、K-1ビザからグリーンカードへ切り替えの最初のステップとして、AOS申請パッケージをUSCISへ郵送してから2週間後、やっとUSCISからお知らせメールが届きました!
郵便局の追跡では2日後の26日には到着が確認できたのに、なかなか通知がこないのですっかり待ちぼうけてました。
2月8日、口座の収支を確認していた夫が「AOSパッケージに同封した小切手のグリーンカード申請費用が引き落とされてる!」と。
その日の夜に通知のメールとSMSが届きました!
メールの本文はこんな感じ。
Your case has been accepted and routed to the USCIS National Benefits Center for processing. Within 7-10 days by standard mail you will receive your official Receipt Notice (Form I-797) with your Receipt Number MSC***********. With the official Receipt Notice (Form I-797) you may visit www.uscis.gov where you can check the status of your case using My Case Status. We suggest you wait until you have received your Form I-797 before checking My Case Status.
受付番号が発行され、7〜10日程度で正式なNOAがお手紙で届くよ、とのこと。
USCISのウェブサイトで受付番号を入力すると申請状況もチェックできるみたいで、ここまではフィアンセビザの時と同じ感じですね。
AOSパッケージ郵送からちょうど15日後のことでした☺︎
RFEが来ませんように!!!と心の中で念じながら次のアップデートまで気長に待ちたいと思います。
: )
アプリ『Venmo』とっても流行ってます。
去年カリフォルニアに戻ってきて、友人たちの間で当たり前になってたのが送金アプリの"Venmo"(ベンモ/ヴェンモ)です。3年前に遊びに来たときはまだそんなの流行ってなかった!
最近やっと銀行口座をゲットした私は昨日ついにiPhoneにインストールしました。笑
Venmoとは?
個人間でのお金のやりとりを携帯でピピっとできてしまうアプリです。
例えば同僚と飲みにいって、みんなの分をとりあえず立て替えて支払ったとします。
全員とこのベンモ上で繋がれば、レシートを見ながら立て替えた分を一人一人アプリ上で請求し、請求された人はアプリを通して送金できるという感じです。キャッシュレス!
そしてソーシャルメディアのように、誰が誰にいくら何のために支払ったのかタイムラインになって表示されます。
日本ではLINE Payのシェアが大きいと思いますが、みなさんどのくらい使ってるんでしょうか?
私の周りは当たり前のように携帯にベンモのアプリが入ってます。
そしてグーグルが「ググる」と動詞化したように、ベンモももはや言葉になってます。
"Alright I'll Venmo you $20 later!"
「あとでベンモるね〜!」みたいな感じです。
Venmoを使った悪質スキームも
ある朝、ルームメイトカップルが興奮ぎみに「3人もゲットしたー!!!!1200ドルまでもう少し!!!!」と。彼女のインスタのストーリーには、名前がピラミッド状に並んだ謎の投稿。キャプションには「私に150ドルベンモして、同じように150ドルベンモしてくれる仲間を14人見つけると、最後に1200ドルが手に入るよ☆みんなで協力してあなたも1200ドルをゲットしない!?」と。
22歳となると、マルチ商法やネズミ講が流行って問題になった時代を知らないのか、、と衝撃でした。
彼らにこれはスキームだよと伝えても、「これはベンモ公式のクラウドファンディングっていうマネーゲーム。もし1200ドルに達さなかったらアプリを通して返金されるから安心なの!」と聞く耳を持たず。
あげく、「スタバに並んでて私の前に並んでる人のコーヒーを私が買って、私のコーヒーを私の後ろの人が買うの。これのどこが違法な訳!?」とちょっとキレ気味。。
彼女は友達に電話かけまくって1200ドルをゲットしたようですが、彼のほうは結局ピラミッド2つに手を出して200ドル損し、返金される事もなく、彼女はそのあとに手を出した別のピラミッドで大損し、マネーゲームの現実を知ったようです。
もちろんこれはVenmo公式なんかじゃなくて、だれかが始めた悪質なポンジスキームです。支払い方法がどうであれ、悪質なスキームなのでお気をつけください!
LINEはクリプトカレンシー関連の事業も始めたようですし、ラインペイでBitcoin支払い〜のようなことも近い将来できるかもしれません。
日常のいろんなところに新しい当たり前がどんどん溢れてきてますね!
個人的には、便利で倫理的かつセキュリティがしっかりしてるものにはオープンマインド、だけどうまい話にはまんまと乗せられない、という姿勢を貫いていきたいとおもいます。笑
:D
【GC申請2018年】I-765の書き方
I-765, Application For Employment Authorizationとは、労働許可の申請書です。"EAD"と略されます。
K-1ビザからのAOS申請と同時申請する際の書き方を、USCISインストラクションとVisa Journeyの情報に基づいて、ややこしい部分だけまとめていきたいと思います。
まず、私が使用したフォームは期限が2018年2月28日までのものです。
期限は来月末までですが、念のためフォームをダウンロードされる際は最新のものか(使用可能なものか)ご確認をお願いします。
Application for Employment Authorization | USCIS
フォームに変更があった場合はインストラクションの内容も変更される可能性もあるので、申請の際はよくご確認ください。
1ページ:I am applying for: (申請タイプ)
- Permission to accept employment.
- Replacement (of lost employment authorization document).
- Renewal of my permission to accept employment (attach a copy of your previous employment authorization document).
上記の3つのうち該当するものを選びます。日本語訳してみました。
1. 就労許可
2. 取り替え(就労許可証を紛失した場合)
3. 就労許可証の更新(以前の就労許可証のコピーを添付すること。)
K-1からのAOSの場合、だいたい1つ目の就労許可になる方が多いと思います。
2ページ: 20. Eligibility Category
インストラクション1ページ目の"Who May File Form I-765"という項目を参考にして、自分がどのカテゴリーなのか、アルファベットと番号の組み合わせで記入します。
(a)(6) v.s. (c)(9) ??
紛らわしいです。
インストラクション9ページの"6. Family-Based Nonimmigrant Categories"という項目に、「K-1フィアンセビザ保持者は(a)(6)」とありますが、これは結婚前にフィアンセとしてEADを申請する場合です。これで申請してしまうとK-1で滞在可能の90日間しか有効でないEADとなってしまい、意味がないです。
結婚後にI-485 (AOS) と一緒に申請する場合は、10ページの"7. EAD Applicants Who Have Filed for Adjustment of Status"に「AOSの申請者は(c)(9)」とあるように(c)(9)と記入しましょう。
必要書類とエビデンス
- 過去にEADを取得したことがある場合はそのコピー
- EADを取得したことがない場合はパスポートのバイオグラフィックページのカラーコピー
- パスポートサイズ(2'x2')顔写真 2枚(裏に鉛筆かフェルトペンで氏名とA-Number記入)
- I-485のレシートナンバーがある場合はそのコピー(AOS同時申請の場合は不要)
私はパスポートの氏名が旧姓のままなので、念のためマリッジサーティフィケートのコピーも提出してます。
あと(c)(9)の場合、I-94のコピーは必要ないとインストラクションには書いてますが、なんとなーく心配だったので私は添付しました。笑
最後に、申請書のサインは忘れないようにしましょう!☺︎
↓続報はこちら↓
:)
我が家の仮住まい事情、早く引っ越したい!
カリフォルニアの家賃が高すぎる話をしましたが、そんな事情で特に若者はよくルームメイトを見つけて同居、家賃折半していることが多いです。
ルームメイトは友達だったり、友達の知り合いだったり、彼氏彼女だったり、赤の他人だったり様々です。
私と夫もアパート(と言っても一軒家サイズ)に、20代前半のカップルと、彼らの飼い犬のハスキー2匹と同居しています。
アメリカではおなじみのクレッグズリストという、日本でいうジモティーのような地域掲示板サイトで見つけた物件です。
同居カップルとはバスルームとキッチン、リビングルームを共有しています。
彼らとの関係は最初はよかったのですが、今は少しめんどくさい感じです。二人とも絶望的に片付けと食器洗い、掃除ができないのと、ハスキーたちの抜け毛がすごいです。
それでも夫の実家からも少し離れ、新天地での生活を始めるにあたって、ベンチュラで生まれ育った若い二人とこうして知り合えたことは心強い部分もあります。特に夫も同居人もサーフィンをするので、ローカルサーファーと一緒にサーフィンにいけるのはラッキーだったみたいです☺︎
なにより家賃の出費が抑えられるのは、いろいろとお金のかかる転換期の私たちにとっては一番重要です。
そして、私が渡米して落ち着いたら引っ越ししてルームシェア卒業するのがゴールだったのと、半年間のリース契約が来月で終了することもあって、今は家探しに励んでます。
引っ越し先の絶対条件は治安が悪くないことです。
欲を言えば、間取りはできれば寝室とリビングが分かれてて欲しいです。というのも夫はほとんど在宅ワークなので家は広いほうがいいですが、そこはお財布と相談です。笑
最近は物件に申請するだけで、申請料と言って1人約25ドル取られます。もし2ついい物件をチェックメイトしたとして、審査に通らなくて契約が決まらなかったとしても二人で100ドルです。お金と運が必要です。
どうか引っ越しの女神が微笑んでくれていい物件に巡り会えそして審査通りますように!!!!
:)
カリフォルニアの家賃が高すぎる話
最近同世代の友人とお酒飲むたびにこの話になります。
「カリフォルニアの家賃やばい〜。」
私が住んでるのはベンチュラという都市で、ロサンゼルスから北に渋滞なしで1時間、サンタバーバラから南に30分くらいのところです。ロス郊外の巨大アウトレットがあるカマリオの近くです。
家賃はロスよりは安いですが、それでもベッドルームとリビングだけのアパートは安くても月$1500〜です。高収入でない限り、収入のある2人で家賃に手が届く、という二馬力前提の価格設定だと思います。
アメリカの家賃ランキングに必ずいるサンフランシスコやシリコンバレーですが、最近は家賃が高すぎるせいで周辺都市まで家賃が高騰しはじめてます。
知り合いが一番衝撃だったと力説してくれたのが、「オークランドでベビーカーを押して歩いてるオシャレな若い白人夫婦を見かけた」ということ。
「どういう意味かわかる!?20年前、小学校で白人は私含め3人だったんだよ!?その道を通るとき何も言われない白人はその私たちだけだったの!!!」だそうです。
オークランドはサンフランシスコから橋を渡った先の都市です。治安の悪さで有名ですが、すでに家賃が高い都市ランキングのトップ10に入ってます。そして家賃が高騰するにつれ、エリアによってはオシャレな白人家族が住めるくらい治安が大きく改善されています。
今ではロスの立派な観光地になったベニスビーチも、10年前まではギャングとドラッグで溢れた治安最悪なエリアでしたが、今はお金持ちの町です。
そして最近リッチな不動産投資家が目を光らせているのが、まだまだ治安が悪いコンプトンやLAX空港そばのイングルウッドというエリアです。コンプトンなんて夜になると銃声が聞こえるレベルです。空港周辺にはすでにフットボールスタジアムも建設予定で、投資家たちがビルや土地を購入しだしているという話を聞きます。ロスに昔から住んでる方は「嘘だろ〜?」と笑っちゃうと思いますが、今後高級エリアに生まれ変わったりして。笑
ちなみに夫のおばあちゃんが70年代にトーランスの一軒家を購入したときは、"Furnished" いわいる家具付きで4万ドル(約400万円)だったと笑ってましたが、今はその土地だけで80万ドル(約8千万円)です。そりゃ笑いがでちゃいますね。笑
おそらくアメリカの大都市ではどこでも家賃高騰が当たり前なのでしょうが、個人的にカリフォルニアがやばいと思うのは、市街地でもなければ特にアクセスが良い訳でもない郊外までも家賃が高いからです。経済的に余裕があるとは言えない私たちにとっては毎日がお財布との相談です。
とりとめもなく、ただひたすら「家賃高い」ということが言いたかっただけです。笑
そしてお財布に余裕のある方は、ぜひイングルウッドでの不動産投資を考えてみてはいかがでしょうか?☺︎
:)