Blog of A Nippon Girl

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米国移住とビザ&グリーンカード申請記録のためのブログ。ビザ関連はPC閲覧を推奨します。

【国際結婚】日本とアメリカ、苗字についての備忘録。

 

国際結婚をされてる方は、おそらく一度は「苗字どうしよう…」と考えられたと思います。夫婦別姓の文化圏もあれば、ふたりの苗字をくっつける地域、夫婦で姓を新たにする選択肢が増えたりと、結婚に伴う苗字事情はそれぞれですよね。

 

アメリカは離婚率が高かったり、キャリアのある女性も多く、また同性婚も認められてきたりと、結婚に対する意識は人それぞれ多様です。しかし、結婚後の苗字に関しては意外とトラディショナルで、近年でも既婚女性の8割ほどが夫の姓に変えています。

今回は、カリフォルニア州&日本での苗字オプションと、私たちが苗字をどう設定したか、備忘録として書きたいと思います。

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婚姻時の苗字変更 in カリフォルニア州

アメリカは州によってルールが異なります。どの州で結婚するかは自由なので、姓変更に寛容なところへ行って婚姻手続きをすることも可能です。

カリフォルニア州では "The Name Equality Act of 2007" という法令のもと、婚姻前に作成する「マリッジライセンス」に結婚後の新しい姓とミドルネームを登録すれば手続き完了となります。変更できるのは苗字とミドルネームのみです。 

 

新しいミドルネームの条件
  • どちらかの現在の姓である
  • どちらかの出生時の姓である
  • 現在のミドルネームと、どちらかの姓をハイフンで複合したもの
  • 現在のミドルネームと、どちらかの出生時の姓をハイフンで複合したもの
新しい姓の条件
  • どちらかの現在の姓である
  • どちらかの出生時の姓である
  • お互いの姓(現在または出生時)の全て、または一部ずつを組み合わせて一つの姓としたもの
  • ふたりの姓をハイフンで複合したもの

 

どちらかが姓/ミドルネームを変えてもよし、二人とも変更してもよし。別姓でも同姓でも構いません。

「お互いの姓から新たな苗字をつくる」は「ネームブレンディング」と呼ばれ、まだまだ少数派ですが、同性カップルや若者の間で度々話題になってます。みんなの満足を考えたオルタナティブな選択肢があるのは大賛成です。

 

日本の戸籍上の姓は?

夫婦は同じ姓を名乗るルールのニッポンですが、結婚相手が外国籍だと「夫婦別姓」が基本設定となります。入籍しても苗字は変わらず、そのまま別姓でいることも認められます。

入籍すると夫婦として新戸籍ができますが、外国人の戸籍が作られないため配偶者としての情報記載のみ、なので筆頭者も日本人の方です。ふたりの間に生まれた子は筆頭者の姓になります。

日本での苗字変更オプション

外国姓→日本姓

外国人パートナーが日本姓を名乗りたい場合、母国で姓を変えパスポートの名前から変えてしまうか、日本在住なら外国人登録証の通称名を日本姓で登録することで国内限定で日本姓を使うことができます。

日本姓→外国姓

日本人側が戸籍上の苗字を外国姓へ変える場合「氏の変更届」を婚姻から6ヶ月以内に出します。ミドルネームはつけられません。

外国姓はカタカナ表記です。漢字表記ができるのは漢字の国のごく一部の姓のみ、それ以外だと日系姓でもカタカナです。(例えばSATOさんはサトウさんへ。)

二人の苗字を繋げた「複合性」いわゆるダブルネームは家庭裁判所の許可が必要となります。クルム伊達公子さんですね。

戸籍は旧姓のまま、海外ではパートナー姓で生活

この場合、日本パスポートと現地IDの氏名が異なり不便なので、パスポートに外国姓をカッコ書きしてもらうことができます。ICチップ内の情報には反映されません。 

 

そして私たちの苗字はこうなった

超普通ですが、夫の苗字で夫婦同姓です。アメリカでは旧姓をミドルネームにしましたが、内心これはしなくてもよかったな〜と思います。

アメリカでのミドルネームは下の名前の類が一般的です。「氏・氏・名」ではなく「氏・名・名」のような感じです。ちなみにミドルネームが使われるときといえば、母ちゃんに叱られる時くらいでしょうか。笑

もちろん国際結婚して旧姓をミドルネームにする方は、出身国に関わらず多く見かけます。私はまだ氏名の間に佇む旧姓に目が慣れてません。

個人的な感想ですが、日常でミドルネームの出番が皆無、かつ名前がゴリゴリ日本人なので外国姓になろうと私のニッポンアイデンティティは無傷、そして実家との心の繋がりも健在、ということで旧姓ミドルネームは私には必要なかったと感じます。

 

それよりも「日本での苗字をどうするか」これが一番悩みました。夫は別姓にしたければ構わないと言ってましたが、両親とも相談し、結局夫の姓に変えました。

理由は、①日米で氏名が違うのがややこしい、②米国で夫の姓に変えるのに日本で変えないことに違和感があった、③将来もし家族が増えても同じ苗字でいたい、の3つです。

夫は訳あって家族で一人だけ苗字が違いました。これから自分たちの家庭を築いていくので、今度は私も夫と同じ姓を名乗れる選択ができて嬉しく、後悔はありません。

将来日本で暮らすこともあり得るため、外国姓だと家探しやローン、ビジネスに不利という不安もありますが、それはその時に考えようと思います。「病院で名前が呼ばれるのが恥ずかしい」「電話で聞き取ってもらえない」等においては、私はすでに名前が珍しいので今更気にならないです。

 

久々の記事はとても長くなってしまいました。

姓やミドルネームの変更の仕方などは調べると出てきますが、友人や家族とよく相談するほど文化の違いもたくさん見えてきて、とても勉強になりました。

大切なことは、じっくり話し合って、二人が満足できる選択をすることだと思います。

苗字について考えていらっしゃる方のご参考に少しでもなれれば幸いです。☺︎

 

:)

【国際結婚】在LA日本領事館にて婚姻届&氏の変更手続き

2018年1月にグリーンカード申請をしましたが、先月のバイオメトリクスからぱったりと通知が途絶えてます。Visa Journeyのデータによると、私のエリアはバイオメトリクスから面接まで平均144日、つまり5ヶ月近くかかっています。(ここ2ヶ月で処理スピードがガタ落ち…)そしてグリーンカードを待ってる間に日本の婚姻届を出してきました。

今回は在ロサンゼルス日本総領事館での婚姻届&氏の変更手続きについてまとめたいと思います。 

 

海外で結婚した場合、3ヶ月以内に日本大使館/領事館を通して婚姻届を提出する必要があります。

引越しや夫の仕事の都合で少し3ヶ月オーバーしてしまいましたが、今回特に遅延届や理由を聞かれることはありませんでした。

 

用意したもの

在LA領事館サイトに必要書類が記載されています。

Consulate-General of Japan in Los Angeles

  • 私の戸籍謄本
  • グリーンカード申請のNOA
  • 米国人夫のパスポート
  • 夫パスポートの日本語訳 
  • マリッジサーティフィケート
  • マリッジサーティフィケート日本語訳
  • 印鑑
  • 二人のID(入館用)

※私は本籍地が結婚前と変わらない場合に該当します。

日本人の戸籍謄本/抄本

原本1部、コピー1部です。

渡米前に取得たものですが、よく見ると発行から6ヶ月以上…。ウェブサイトには戸籍の期限について明記されてません。念のため事前に電話で問い合わせると、戸籍の情報に変わりがなければOKとのこと。内心物凄く焦りました。

 

グリーンカード申請のNOA

滞在資格証明としてグリーンカード申請のNOA(I-485のI-797C)と私のパスポート原本を持参しました。

 

米国人配偶者のパスポート

原本とコピー2部が必要です。

配偶者の国籍証明として、婚姻時有効のパスポートまたはBirth Certificateが必要となります。私たちは夫パスポートと写真ページのカラーコピーを持参しました。

 

米国パスポートの日本語訳

http://www.la.us.emb-japan.go.jp/pdf/pass_translation.pdf

こちらをプリントして記入します。原本1部を提出です。

 

マリッジサーティフィケート

原本1部とコピー1部です。原本認証なしのカラーコピーでしたが問題ありませんでした。提出した原本は返却されません。

 

マリッジサーティフィケート日本語訳

http://www.la.us.emb-japan.go.jp/pdf/m02_04_02.pdf

パスポート訳と同じように印刷して記入したもの1部が必要です。

 

印鑑

なければ拇印になります。

 

本籍地を別のところに設置する場合は必要部数が異なるようなのでご注意ください。

 

婚姻届の記入

婚姻届用紙を2部渡され、その場で記入&捺印しました。用意されている見本の通りに記入するので特に難しい感じはありませんでした。

 

トラブルとまではいきませんが、帰り道に領事館からの電話でちょっとしたミスが判明。

夫の両親欄になんの迷いもなく夫の継父の名前を記入してました。というのも、夫が物心ついた頃には再婚していて実の親子同然の間柄です。全く考えが及んでませんでした。

また両親は継父の苗字ですが、夫は母方の苗字を使っているので、苗字の異なる双方に法的な親子関係があるのか確認する必要があったようです。

幸い領事館へ戻ることはなく、電話口で実の父親のフルネームと、夫の親権が継父のもとに渡っているのか確認のみで対処していただき、事なきを得ず。

まさかこんな流れで初めて彼の実父の名前を聞くことになるとは思いませんでした。

 

氏の変更手続き

国際結婚の場合は自動的に夫婦別姓となりますが、姓を変更したい場合は「氏の変更届」を提出します。

婚姻届と同時に提出する場合はその場で用紙を記入&捺印で完了です。

婚姻届提出後に改めて氏の変更手続きを行う場合は、婚姻から6ヶ月以内というタイムリミットに加え、新たに筆頭者が更新されている戸籍謄本(抄本)が必要となるようです。

 

戸籍に反映されるまで

外務省経由で役所に届けられるので、新戸籍として反映されるまで1ヶ月〜1ヶ月半かかります。新戸籍ができると元の籍からは除籍となるので、新たに謄本(抄本)を発行される際には筆頭者を書き間違えないようにと注意がありました。

苗字を変えた場合はパスポートも氏名変更手続きがあるので、頃合いを見て新しい戸籍謄本を取り寄せる必要があります。

 

その他の注意点

個人的に感じたことも含めます。

− 携帯の留守電ボイスメッセージを設定しておく。連絡先として必要になります。

− 米国人パスポートにサインがしてあるか確認(領事館の方曰くよくサイン無しがあるそう。)

− 婚姻後の本籍地をあらかじめ決めておく。本籍地を新たにす設置する場合は日本の役所に確認する。

− 苗字の変更は婚姻届と同時に行うとスムーズなので、事前に家族と相談するなり苗字をどうするか決めておく。

− 親のミドルネームを含む氏名をカタカナ表記で書けるようにする。養子関係や実父母があれば確認する。

 

最後にLA領事館の駐車場のこと。ウェブサイトでは領事館ビルのパーキングは$4/25分となってますが、実際は$4/10分でした。近辺の駐車場を利用した方が安く済むと思います。なおかつビル周辺の渋滞と混雑が酷いので、少し離れたところに停めて多少歩くくらいが丁度良いかもしれません。

 

必要書類や手続きの細かいルールはそれぞれ領事館やご夫婦の状況などで異なってくると思います。一度お住いの管轄領事館や大使館のサイトでご確認ください☺︎

もちろん電話窓口も日本語対応しているので、直接お問い合わせされるのがベストだと思います。

 

日本で行う婚姻の手続きよりも少し複雑ですが、米国ビザやグリーンカードの申請に比べれば大変良心的です。

婚姻届も苗字変更もありがたいことに全て無料ですし、問い合わせや窓口でのサービスも親切丁寧です。久しぶりにホームを味わえた気がして心が安らぎました。

そんなこんなですが、皆さんのご参考になれば幸いです☺︎

大使館ã®ã¤ã©ã¹ã

 

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我が家のインテリア記録。リビング編

新居に引っ越して1ヶ月半。スッカラカンだった我が家も少しずつ家具が揃ってきましたので、より理想像に近づくための個人的な記録です。

最近、どうすれば住まいがオシャレで快適になるか真剣に考えてます。

絶賛節約中のヤングカップルな我々にとって家具収集はハードモードです。

質と価格とスタイルを吟味しながら戦略的にならざるを得ず、もはや変な反骨精神まで刺激されてる気がします。

 

うちは建物も内装も古めのアパートなので、一番しっくりきたワードは『ミッドセンチュリーモダン』です。

我が家のインテリアは60'sのアパートをお手本に、ダークトーンの木目調、暖色、直線的なデザイン、幾何学模様を取り入れることに。

そして近未来要素(といっても60年代にイメージされた未来感)とボヘミアン要素をアクセントにするのが最終目標となりました。

ただし現時点ではただのレトロなリビングルームですが。笑

 

オルタナティブ家具ハンティング

初めに米国版ニトリの“Aki-Home”や“Ikea”といったリーズナブルな家具メーカーをチェックしました。

小物だと見た目も価格も可愛いのが多いですが、ソファーなどの大物はあまり長持ちする感じではないかな、というのが正直な印象でした。

あと、出先でついイケア製品が目に入ってしまい、ムダな反骨精神のせいで敬遠してしまった部分もあります。

 

良質できちんと手入れされている家具なら、新品にこだわらずユーズドでも有りだなと思うようになり、色んなサイトを利用して家具ハンティングを始めました。

クレッグズリストも良いですが、優秀だったのがびびなびとフェイスブックの個人売買サービスです。

びびなびは殆ど日本人ユーザーなので、移動の多い3月は家具の売買が盛んでした。安心の日本人クオリティ、きれいに使われている物が多く、室内で靴を脱ぐご家庭の家具は状態がいいです。比較的にIkea製品が多いですが、短期滞在の方も多いでしょうし納得です。

フェイスブックマーケットプレイスは売り手のページを見られるので、どんな人が使っていたのか探ることができます。またエリアを絞って検索できるので、高級住宅地からの出品をみるとデザイナーズ家具なんかに出会えたりもします。

 

現在のリビングルーム(4月)

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(コーヒーテーブルがごちゃごちゃ、、)

 

カウチ&オットマン、椅子

フェイスブックでマリブに住む女の子から購入しました。2年前に20万円で購入したものらしく、オーダーメイドなので見た目も座り心地も最高です。カウチの予算は6万円くらいでしたが、有難いことに3点合わせて35000円で譲っていただきました。

椅子が巨大なので配置をまだ考え中です。

 

コーヒーテーブル&フロアランプ

NYに引っ越される日本人の素敵なお姉さんから購入しました。

“West Elm”という大好きな家具ブランドのもので、我が家で一番イケてる家具だと思います。こちらも2つで1万円という破格プライスで譲っていただきました。

テーブルの配置が悩みです。私は部屋の中央に置きたいのですが、オットマンがあるのと、床でゴロゴロしたいオットがいるせいで思い通りに行きません。

 

ウールラグ

夫のおばあちゃまの物置にウン10年眠っていたカーペット。親戚が60年代にモロッコで購入し、アメリカまで持ち帰ったものだそうです。

ハンドメイドの一生物なのに持ち腐れ状態だったので、ディープクリーンを経て蘇らせました。羊毛をダメにしないよう2日かけて汚れを落とす地味作業でしたが、明らかに色味が鮮やかになったのがわかります。(嬉)

このサイトに感化されました。シルクも良いですがウールもおすすめです!

 

まだまだ我が家は発展途上です。

ラグやコーヒーテーブルの位置は改善の余地ありですし、他にもテレビスタンド、レコード用棚、観葉植物、ウォールアート、サイドテーブルなど、欲しいものを挙げていくとキリがありません。

お財布とも要相談ですが、再来月くらいには新しい家具が一個くらい増えてるかな〜と考えるだけでウキウキします。☺︎

正直ここまでインテリアに熱中するとは思ってませんでしたが、住まいが可愛いと日々気分がいいものです。

アップグレードしたらまた記録していきたいと思います!

 

;D 

 

元ルームメイトにデポジットをふんだくられて思うこと

長い日記になります。

 

今月はじめ、念願叶ってレトロなアパートへ引っ越しました。

ダウンタウン徒歩圏なのに治安がいいという最強エリアです。ご近所はみなさんフレンドリーで親切、夜も静かで毎日ストレスフリーです。

 

何より、家に私たち以外誰も住んでないことの最高さを体感してます。

他人の散らかしを片付ける必要がないこと、好きな時にお風呂に入ったりキッチンで心置き無く料理できること、こんな当たり前なことがどんなに素晴らしいことか。

 

そう、これまで住んでいたアパートは別のカップルと同居していました。

彼らから直接部屋を借りる形で6ヶ月間リース契約。

去年まで日本で暮らしていた私達にとって、ベンチュラという街をよく知り、次の家探しをするためにも6ヶ月という期間はちょうど良かったのです。

 

以前も書いたように、ルームメイトとしてはいい距離感でむしろ仲が良く、誕生日やクリスマスはお互いにプレゼントをあげたりしていました。

彼らは物凄く怠惰なのですが、人をジャッジするのは良くないので、あまり信頼していなかったとはいえ同居中はできるだけ友達のように接してました。

 

そしてタイトル通りです。退去後に返還されるはずのデポジット、要は彼らに払った敷金400ドルをまんまとふんだくられました。

 

なんとなく、彼らと住み始めて数ヶ月経ったあたりからそんな気がしていました。

だって彼らの浪費グセは物凄くて、クレジットカードは20枚ぐらい持ってるし(多分全部払いきれてない)、おそらく敷金なんて夫が払った翌日には使われてるだろうなーと。

 

それでも引っ越し前にデポジットについて尋ねた時、「退去から1週間後に振り込むよ!」と笑顔で言われたので、少しだけ信じてました。

嫌な予感は的中し、退去から2週間たっても振り込まれず、電話しても無視。

 

夫に一通のテキストが届きました。

デポジットの件だけど、契約違反があったため返還できません。

① 寝室、共用のキッチンと浴室のリース契約にもかかわらず、あなたはそれ以外のスペースも娯楽目的で使用しました。

② あなたは貸主の私物である鍋やフライパンを勝手に何度も使用しました。

③ 私たちはゴミ回収業者ではありません。ハウスキーピング分担のルールを無視し、私たちに何度もごみ捨てをさせました。

契約違反の場合、本来は追加で家賃1ヶ月分の支払義務も生じますが、今回のところはデポジット分をこちらが受け取るということで折り合いをつけます。

デポジットだけで済んだこと、私たちに感謝してね。』

 

 

はぁぁぁぁあああ??!?!!!怒

無茶苦茶ですよ。

①寝室とキッチンと浴室取ったら何もないよ?ハスキー2匹の汚トイレと化してるバックヤード?頼まれたって入りません。

②夫のフッ素加工の鍋をフォークでガリガリ傷つけダメにしといて良く言うよ

③ごみ出し、ハスキー抜け毛シーズンには家中の抜け毛絨毯を掃除、皿洗いなど、君たちがまっっっっったくダメな家事掃除を善意で何度もしたのは私だし、その度に君たちとても感謝してくれたあれは幻…?

 

馬鹿にするのも甚だしい。

あのビール飲みながら悩み相談してくれた時間とか、一緒にビーチに行った日々は何だったのか。

間違いなくかつてはお互い友達と認識していたのに、手のひらを返すように平然とこんなことができてしまう神経に怒りというより呆れです。

 

カリフォルニア州では、貸主がイチャモン付けてデポジットを返還しない場合、民事訴訟を起こすことができます。

それがイチャモンだと認められれば、貸主には本来のデポジットの額を倍にして払い戻す義務が生じます。

夫が払ったデポジットは400ドルなので、勝てばそれが800ドルになって返ってくるわけです。

 

実際こちらの証拠は揃ってます。

契約書はもちろん、同居中は親しい間柄だった証明になるテキスト、彼らがハウスキーピングを怠っていた証明(シンクに1ヶ月以上放置された食器や生ごみの写真、飼い犬のおしっこを掃除してないリビングの写真)などです。

しれっとあの汚い家を「何かあった時のために」と写真に納めていた夫には脱帽しました。

逆に言うと彼らの主張には証拠が伴いません。イチャモンなので。

訴訟を起こせば私たちが勝訴すると思います。

 

ですが訴えるかどうか、正直なところ決心がつきません。

相手は平気で嘘をつくので、裁判になれば更に嘘を重ねてくることは容易に想像できます。

例えば、現に夫にテキストが届いた後、彼女の方から私の携帯に『ガールズトークしたいことがあるの。あなたに伝えないといけないことがあって。これはあなたが知っておくべきことだと思う。とテキストが届きました。

彼女のManipulativeさからすると、作り話でもして私と夫の関係を崩したい作戦だと思います。

 

裁判なので半年くらいかかりますし、彼らと対面し、くだらない嘘にいちいち応戦することのエネルギー消費を考えると、400ドルが2倍に戻って返ってくるとはいえ迷います。

相手はサイコパスですし、裁判に勝つことで自分たちの生活を危険にさらすのでは、とも感じます。

 

もちろん泣き寝入りは悔しいですし、単純に正義のためにも裁判に持っていくことは当然なのかもしれません。

ですがラッキーなことに、今私たちは新居でとても幸せです。

この穏やかな生活を守るためには、お金は返ってきませんがそれでも裁判しなくても良い気もします。

逃げるが勝ちというか、損切りというか、反撃をしないことが最大の防御というか。

まだ実際これから訴えるかどうかは未定ですが、なんとなく今の感じならもう忘れてしまいそうだなーと思います。

 

気の萎えるような経験をしましたが、私たちが感じているのはネガティブなものでなく、今の幸運さをありがたいと思う気持ちです。私たちは元気です。

お金にコントロールされるようになると人は終わるなとも思いました。

皮肉なことですが、彼らの方が哀れな毎日を過ごしていると思います。

彼らが破綻することに関しては全く同情しませんが、彼らに飼われているハスキー2匹をいつか救いたいと考えています。

そして損得感情ではなく、純粋に友達として味方になってくれる友人が多くいることは本当に財産なんだと改めて気づかされました。

恩をクソで返すことは絶対にしない。

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長々と書いてしまいましたが読んでくださり心からありがとうございます。

皆さま良い週末を!

 

 

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【国際結婚】相手の家族をなんて呼ぶか問題

中3の春休み、サンホゼにあった姉妹校との交流で、初めてのホームステイを経験しました。

当時17歳のお姉ちゃんが私のホストスチューデントとなり、彼女の家族とともに半月ほど過ごしたのですが、ホストマザーとホストファザーのことは滞在中なんの迷いもなく"Mom""Dad"と呼んでました。

 「Mom/Dadは自分の親を呼ぶときだけ使う」つまり他人の親をMomやDadと呼ぶのは少し変だということは、それから英語を勉強していくうちに薄々気がつきました。海外ドラマを観てても、友人の親のことは「◯◯ちゃんのお母さん」ではなく、「Mrs. ◯◯」と呼びますよね。

あのとき子供だったとはいえ、言葉も文化もわからない私を家族のように受け入れてくれたホストファミリーには感謝でいっぱいです。今でもたまに会いに行ったり遊んだり、こうして出会えたことが本当にラッキーでした。☺︎

 

前置きが長すぎましたが、そんなこんなでまさか自分がアメリカへ嫁ぐことになり、今度は「お義父さんとお義母さん、なんて呼んだらいいんだ?」と。

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「みんなは義理の両親のこと、どう呼んでるの?」

いろんなアメリカ人の友人に聞いてみましたが、やっぱり「名前で呼んでるよー」という意見が大多数でした。

日本の感覚からすると、結婚相手の両親を下の名前しかも呼び捨てで、なんてとてもじゃないけど気が引けますよね。

さらに「初対面とかだとできるだけ名前を呼ばないようにする」という人も。

youとかheとかsheを使って会話を進められるので、特に呼びかけるといった場面がない限り、あえて名前を呼ぶ必要がないんですね、納得。

あとこれに関しては世代や文化の差もあると思いますが「Mr/Mrsはちょっと堅苦しい印象」という意見も多かったです。

 

以前夫に「友達の親御さんに会ったときって何て呼ぶの?」と聞いたら、「まず名前を呼ぶことを避ける。そして他に居合わせた人がどう呼ぶかチェックする」と、ここに来て全くアメリカっぽくない「場の空気を読む」的な答えが返ってきて笑いました。そう思うと日本の「さん付け」はとても賢くて便利な文化だとなぁと思います。

 

私と夫の両親の場合

夫の両親とは会う前からSNSでメッセージやコメントのやりとりを頻繁にしていました。

友達や夫からの話を参考にして、とりあえず初対面の日はその場の流れと雰囲気に任せることに。実際の初対面という瞬間は、案の定自己紹介などはなく、

 

義ママ&義パパ:「ヘーイ!!やっと会えたわ〜〜!!!」ハグっ

 

その後はマシンガントーク。夫の家族はみんなとても明るくてフレンドリーです。

肝心な呼び方ですが、やはりあまり名前を呼ぶ機会はありません。ですが話の中でメンションするときなんかはやっぱり下の名前を呼び捨てです。

よく"Mama in law! Dad in law!"とふざけて呼ぶと、喜んで"Daughter in law!"と返してくれます。笑 

 

兄弟や祖父母、その他の家族の呼び方

夫の妹やいとこたちは同世代なので、躊躇なく下の名前やニックネームで呼び合ってます。

祖父母や叔父叔母の場合、日本と同じように義理であってもグランマ/グランパ、Uncle/Auntなどと呼んでも不自然ではないようです。「グランマ◯◯」という風に名前もつけた方がナチュラルだと思います。

この辺はパートナーが呼ぶのに合わせて同じように呼ぶのが無難かもしれません。

たとえば"Uncle ◯◯"と呼ばれる人がいたら、同じように呼んでも変じゃないかパートナーにこっそり尋ねてみるとか。

 

私も夫と同じように、父方のおばあちゃまは"Grandmom"、母方のおばあちゃまは"Grandma-苗字"と呼びます。

「グランマ/グランパ+苗字」の組み合わせはよくあるみたいですが、個人的には新鮮でした。日本でいうと「グランマ田中」みたいな感じですよね。

義パパは、夫の母方のおばあちゃま(義パパにとって姑)を、おそらく子供が生まれてからだと思いますがグランマと呼んでます。ですがおじいちゃんのことは名前で呼んでいたそうです。男同士は名前で呼び合うんでしょうか。

 

最後に言えること。

https://2.bp.blogspot.com/-oqEBnphbC-A/WUdYqq0Xf3I/AAAAAAABE-E/r21uxaQ4q90JDIH4Ma9w2aEGpIMQNAD7QCLcBGAs/s600/homestay_BandB_minpaku_seiyou.png

私たちの経験はこんな感じです。

・義理の親は基本的に下の名前で呼ぶ

・兄弟やいとこも名前やニックネームで

・祖父母や叔父叔母はパートナーに合わせても良し

・男同士だと基本的に名前?

 最後はそれぞれ家族のことですし、迷ったときは思い切ってパートナーや家族に聞いてみるのがベストだと思います。

 

文化を超えて家族になるということは、これまで考えもしなかったような事にいちいち戸惑ったりするものです。

それは国際結婚だけの話ではなく、各々の家庭の習慣や価値観というものがある限り、日本人同士であってもそうかもしれません。

これは私たちのモットーですが、そのちょっとした疑問やモヤモヤに遭遇したときに一番大切なのはコミュニケーションを欠かさないこと、それがより良い関係を築いていくカギだと信じています。

 

 

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タックスシーズン到来!! 源泉徴収票を英訳してみました。

確定申告の季節がやってきました。

タックスリターンと呼ばれ、この辺でなんか行列ができてるな〜と思えばだいたい税務関係のオフィスだったりします。

 

アメリカの会社は年末調整をしてくれないので、サラリーマンも個人で確定申告をします。

自営業やフリーランスの場合、追加で税金が発生しないよう会計士などのプロを利用して節税の作戦を立てますが、サラリーマンやパートタイムだとだいたい払いすぎた税金が返っくることが多いです。

私の周りはみんなサラリーマンやアルバイトなので、タックスリターンの話題になると「今年はいくら戻ってくるかな〜」とウキウキします。

http://2.bp.blogspot.com/-myojBq9jY8Q/VHxqZP8Vl9I/AAAAAAAApXQ/URYAXAAEGa4/s400/zei_kakuteishinkoku.png

 

夫の両親は自営業なので、タックスリターンはプロに頼みます。有難いことに毎年家族の分も一緒に申告の手続きをしてくれるので、今年も早速お父さんに書類一式を送りました。

 

夫は去年まで日本で働いていたので、前職の源泉徴収票(W-2といいます)はもちろん日本語です。これでは会計士さんも処理ができないので英訳します。

 

よくよく源泉徴収票を見てみると、項目の並び方が複雑なうえ、蟻さんが作成したのかというほどの超極小フォント。

フォーマットまで完コピするのは無理なんじゃないかと思いました。

 

幸い金額と最低限の情報がわかればいいとのことだったので、

 ・必要なところだけ英訳

 ・金額を全て米ドルで表記&レートを明記

 ・住所を英語式に書き換える

あとはそれとなく似たような表の形式にまとめました。

 

源泉徴収票 用語の英訳例

 

源泉徴収票:Certificate of Withholding Income Tax on Salary for 20XX

支払を受ける者:Allowance Payee

種別 − 給与・賞与:Classification - Salary/Bonus

支払い金額:Amount Paid

給与所得控除後の金額:Amount after Deductions

所控除の学の合計額:Total Amount of Deductions

源泉徴収税額:Amount of Withholding Tax

控除対象配偶者の有無等:Presence of Spouse for the Deduction

配偶者特別控除の額:Amount of the Special Spouse Deduction

扶養親族の数:Number of Relatives for Deduction

障害者の数:Number of Handicaps 

非居住者である親族の数:Number of Non-resident Relatives

社会保険料等の金額:Amount of Social Insurance Premiums

生命保険料の控除額:Deduction for Life Insurance

地震保険料の控除額:Deduction for Earthquake Insurance

住宅借入金等特別控除の額:Special Deduction for Housing Loan, etc.

外国人:Alien

支払者:Tax Payer / Employer

 

単身世帯だと必要項目はこのくらいでしょうか。

金額の米ドル換算は、その源泉徴収票の年の1年の平均レートで行います。

英訳の最後に、「$1=xxx.xx JPY」と注釈を加えて完了です。

 

英訳自体、申告に必要な書類を作成するためのものなので、会計士さんによってはカジュアルでOKという人もいますが、念のため「翻訳者の名前、日付、サイン」を記入すれば完璧です。

https://3.bp.blogspot.com/-lwfEyK8hFpg/WlGnp-Q2nWI/AAAAAAABJdM/FC2uSs8f9ukLV5GjXKcLApbLmHUQ3Ks-gCLcBGAs/s400/document_gensen_chousyuhyou.png

今年のタックスリターンはもう終わったよ〜!という方が多いと思いますが、何かのお役に立てれば幸いです☺︎

 

 

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【国際結婚】婚約者ビザなしで米国で結婚&移住するリスクを考える

アメリカに行って結婚し、グリーンカードを申請する場合、渡米する前にフィアンセビザを取得することが義務付けられてます。やっぱりどうしてもビザの取得にはお金と時間がかかります。

しかし、これまでフィアンセビザを取らず、観光としてアメリカへ行って結婚、グリーンカードをゲットしてきた方も実際たくさんいるようです。

これは政府が定める正規の方法ではないので、それなりのリスクが伴います。

 

このビザなし結婚&グリーンカード申請を行う際、「30・60日ルール」というものがありました。去年そのルールに変更があったので、それについて書いていきたいと思います。

                      https://1.bp.blogspot.com/-jLPHDDdP30k/WGnPMy90jKI/AAAAAAABA08/1HNIbDjYgbomosI5N1aq9nCv_tWENcAxACLcB/s400/book_law.png

これまでの「30・60日ルール」とは?

Visa Journeyや移民法関連のサイトでは"30/60 day rule"としてよく議論されています。

観光ビザから学生ビザに変更や、フィアンセビザからグリーンカード申請するときなど、"Adjustment of Status"と呼ばれる「滞在資格の変更」手続きを行います。(以下AOSとします。)

フィアンセビザを取得せず、旅行や学生としてアメリカに入国し、そのままアメリカで結婚、グリーンカードのためにAOSをする場合、そのタイミングが重要となります。

それが「30・60日ルール」と呼ばれるものです。

「AOS申請がアメリカ入国後30日以内だったら却下します。入国後30〜60日の間だったらAOS申請を受け付けますよ」という政府の方針に沿ったものです。

 

このタイミングでAOS申請をする際、

アメリカに来るときは結婚の意思がなかったこと/入国後に出会った

・今アメリカにいるうちに結婚しなければならない理由

この2つを物的証拠とともにロジカルに説明し、イミグレを説得できれば、フィアンセビザがなくても結婚後グリーンカード取得できたケースもあります。(もちろん却下されることもあります。)

ですが2017年9月、「30・60日ルール」が「90日ルール」に変更されました。

 

新しい「90日ルール」で変わったこと

要は、「入国して90日以内はAOS申請しても却下します」ということです。

90日間待って91日目にAOSすればいい?とも取れますが、ESTAの有効期限は3ヶ月なので確実にオーバーステイです。不法滞在歴がついてしまうし、アンラッキーだと強制送還や入国拒否のリスクもあります。

おそらく3ヶ月以上の滞在を認められた学生や就労ビザで渡米してる場合は、結婚からAOSの流れはツーリストほど厳しくないとは思います。

このルール変更の意図は、旅行者がアメリカ人と結婚してそのまま住み着くのを防ぐため、結婚してグリーンカードを申請する予定ならフィアンセビザを取らせるため、こんなところだと思います。

 

この新しいルール、空港で申告した入国目的に矛盾するようなことに対しても厳しくなるようです。

例えば「学生ビザなしでアメリカで学校へ通う」という行為も違反例に挙げられています。バレなきゃ大丈夫と言われればそれまでですが、これまでみたいに「夏休みの1ヶ月だけアメリカで語学学校にでもいこうかな〜」なんてことがグレーゾーンです。

 

この「90日ルール」は、移民局(USCIS)ではなくアメリ国務省が掲げる規定なので、これが実際にUSCISのポリシーにどのように反映されていくのかはまだ未知数な部分もあります。

 

いずれにしろ移民関係は法律や細かいルールがよく変わったりするので、これから手続きをされる方は常に最新情報をチェックすることと、できれば弁護士や専門家へ一度相談されることをお勧めします。

 

個人的に思うこと

60日が90日に延びただけですが、やっぱり政府の本音はできるだけ移民を受け付けたくないんだと思います。

ただ、不法移民や不正に入国されるのを取り締まるのが目的なので、嘘をつかずにルールに従っていれば時間とお金はかかりますが永住だって帰化だって自由にできます。

 

それぞれの事情や人権問題も関わるので、不法移民に関してはアメリカでも意見が分かれるトピックです。

私個人としては、お金と時間と労力をかけて永住権を申請しているので、不正に入国や滞在できてしまうシステムというのは納得できない部分もあります。正直、移民に関してはトランプ大統領を支持します。笑

 

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