【実録&体験談】アメリカでの結婚/入籍のながれをザックリとお伝えします。
大変ご無沙汰しております。
こちらアメリカでは一大イベントのクリスマスや年末のドタバタに飲み込まれるように時間が過ぎてしまい、気づけば2018年です。
今年も一年どうぞよろしくお願いします☺︎
実はクリスマス前、こちらの家族と画面越しの私の両親に見守られ無事に入籍を済ませることができました。1ヶ月ほどたちましたが、まだあまり実感が伴わないです。笑
ということで、アメリカでの入籍について経験したことを書きたいと思います。
日本とアメリカでの婚姻手続きの違い
ご存知のとおり、日本では婚姻届を提出することで婚姻自体は完了しますよね。結婚式はあくまでもセレモニーなので、結婚式をするかしないかはそれぞれのカップルの自由です。
なので昔々に両親に、結婚記念日は入籍した日なのか、結婚式を挙げた日なのか尋ねた記憶があります。
一方で、アメリカでは戸籍制度がないので入籍という概念はなく、結婚式を挙げて初めて結婚したということになります。
まず、未婚であることを証明してくれるマリッジライセンスと呼ばれる許可証を役所で発行します。
そしてライセンスの有効期限内に小さくても構わないので結婚式を挙げなければなりません。
一般的に、大きい挙式でも役所で行う結婚式でも、誓いの言葉を交わし、それが終わると役所や教会の権限のある人が「この人たちは結婚しました!」という紙にサインをします。
最後に証人を立てる場合は証人がサインをし、そこで初めて婚姻が成立します。
結婚記念日は、そのサインがなされた日、つまり結婚式の日とするカップルが多いと思います。
ちなみに日本で婚姻届の提出に手数料はなく、かかっても戸籍謄本の手数料くらいですが、アメリカでの婚姻手続きの手数料は少なくとも100ドルちょっとはかかると思います。
私たちは南カリフォルニアの彼が育った街のお役所で小さな結婚式を挙げました。
マリッジライセンスの情報登録を事前にオンラインで済ませると、ライセンスの発行と結婚式は同日可能とのことでした。
が、結局ライセンスの支払いと日取りの予約は直接のみということで、現地に在住の義妹にお願いしました。
特に宗教にこだわりがないので、役所にて役所の方に式を進行してもらうCivil Marriage(民事結婚?)というスタイルです。
シビルウェディング当日
当日、予約していた時間に一通り書類のチェックを終え、セレモニーは中庭で行うとのことで外に出ました。
数分して担当してくれていた女性が出てきたのですが、卒業式のときに着るあのガウンと角帽に着替えていて、なんとなく一気に緊張感が。笑
式自体は誓いの言葉を交わすだけなのですが、誓いの言葉が長い!
進行の女性が少しずつ区切って誓いの言葉を言うので、それをひたすら繰り返していくような感じです。それを新郎と新婦どちらも終えると、次は指輪の交換の言葉を同じように一人づつ復唱します。ちなみに指輪の交換をしない式も可能です。そして最後に夫婦として誓いのキスをかわし、式は終了しました。
FaceTime越しに実家の両親と愛犬も参加できたのがとても嬉しかったです。テクノロジーに感謝!普段私も彼も注目されるのが苦手なので緊張さえしましたが、家族に祝福され終始嬉し涙ボロボロでした。
個人的な感想も交えましたが、私たちの場合こんな感じで1時間半程度で婚姻が完了しました。
費用
婚姻の手続きにかかった手数料は200ドル程です。
・パブリックマリッジライセンス 90ドル
・Civil Ceremony (役場での結婚式) 75ドル
・その他クレジットカード支払いの手数料など
アメリカに入国してから90日以内に入籍しなければいけないタイムリミットがあったのと経済的に余裕もなく、取り急ぎとても小さい式でしたが、そんなことはどうでもよくなってしまうくらい素敵で心温まる時間を夫婦家族として共有できたことがとても嬉しく、そして改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
いずれ余裕ができたら、家族友人みんな招いてドレスアップしてセレモニーを開くのが私たち夫婦の夢です☺︎
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:)