【国際結婚】在LA日本領事館にて婚姻届&氏の変更手続き
2018年1月にグリーンカード申請をしましたが、先月のバイオメトリクスからぱったりと通知が途絶えてます。Visa Journeyのデータによると、私のエリアはバイオメトリクスから面接まで平均144日、つまり5ヶ月近くかかっています。(ここ2ヶ月で処理スピードがガタ落ち…)そしてグリーンカードを待ってる間に日本の婚姻届を出してきました。
今回は在ロサンゼルス日本総領事館での婚姻届&氏の変更手続きについてまとめたいと思います。
海外で結婚した場合、3ヶ月以内に日本大使館/領事館を通して婚姻届を提出する必要があります。
引越しや夫の仕事の都合で少し3ヶ月オーバーしてしまいましたが、今回特に遅延届や理由を聞かれることはありませんでした。
用意したもの
在LA領事館サイトに必要書類が記載されています。
Consulate-General of Japan in Los Angeles
- 私の戸籍謄本
- グリーンカード申請のNOA
- 米国人夫のパスポート
- 夫パスポートの日本語訳
- マリッジサーティフィケート
- マリッジサーティフィケート日本語訳
- 印鑑
- 二人のID(入館用)
※私は本籍地が結婚前と変わらない場合に該当します。
日本人の戸籍謄本/抄本
原本1部、コピー1部です。
渡米前に取得たものですが、よく見ると発行から6ヶ月以上…。ウェブサイトには戸籍の期限について明記されてません。念のため事前に電話で問い合わせると、戸籍の情報に変わりがなければOKとのこと。内心物凄く焦りました。
グリーンカード申請のNOA
滞在資格証明としてグリーンカード申請のNOA(I-485のI-797C)と私のパスポート原本を持参しました。
米国人配偶者のパスポート
原本とコピー2部が必要です。
配偶者の国籍証明として、婚姻時有効のパスポートまたはBirth Certificateが必要となります。私たちは夫パスポートと写真ページのカラーコピーを持参しました。
米国パスポートの日本語訳
http://www.la.us.emb-japan.go.jp/pdf/pass_translation.pdf
こちらをプリントして記入します。原本1部を提出です。
マリッジサーティフィケート
原本1部とコピー1部です。原本認証なしのカラーコピーでしたが問題ありませんでした。提出した原本は返却されません。
マリッジサーティフィケート日本語訳
http://www.la.us.emb-japan.go.jp/pdf/m02_04_02.pdf
パスポート訳と同じように印刷して記入したもの1部が必要です。
印鑑
なければ拇印になります。
本籍地を別のところに設置する場合は必要部数が異なるようなのでご注意ください。
婚姻届の記入
婚姻届用紙を2部渡され、その場で記入&捺印しました。用意されている見本の通りに記入するので特に難しい感じはありませんでした。
トラブルとまではいきませんが、帰り道に領事館からの電話でちょっとしたミスが判明。
夫の両親欄になんの迷いもなく夫の継父の名前を記入してました。というのも、夫が物心ついた頃には再婚していて実の親子同然の間柄です。全く考えが及んでませんでした。
また両親は継父の苗字ですが、夫は母方の苗字を使っているので、苗字の異なる双方に法的な親子関係があるのか確認する必要があったようです。
幸い領事館へ戻ることはなく、電話口で実の父親のフルネームと、夫の親権が継父のもとに渡っているのか確認のみで対処していただき、事なきを得ず。
まさかこんな流れで初めて彼の実父の名前を聞くことになるとは思いませんでした。
氏の変更手続き
国際結婚の場合は自動的に夫婦別姓となりますが、姓を変更したい場合は「氏の変更届」を提出します。
婚姻届と同時に提出する場合はその場で用紙を記入&捺印で完了です。
婚姻届提出後に改めて氏の変更手続きを行う場合は、婚姻から6ヶ月以内というタイムリミットに加え、新たに筆頭者が更新されている戸籍謄本(抄本)が必要となるようです。
戸籍に反映されるまで
外務省経由で役所に届けられるので、新戸籍として反映されるまで1ヶ月〜1ヶ月半かかります。新戸籍ができると元の籍からは除籍となるので、新たに謄本(抄本)を発行される際には筆頭者を書き間違えないようにと注意がありました。
苗字を変えた場合はパスポートも氏名変更手続きがあるので、頃合いを見て新しい戸籍謄本を取り寄せる必要があります。
その他の注意点
個人的に感じたことも含めます。
− 携帯の留守電ボイスメッセージを設定しておく。連絡先として必要になります。
− 米国人パスポートにサインがしてあるか確認(領事館の方曰くよくサイン無しがあるそう。)
− 婚姻後の本籍地をあらかじめ決めておく。本籍地を新たにす設置する場合は日本の役所に確認する。
− 苗字の変更は婚姻届と同時に行うとスムーズなので、事前に家族と相談するなり苗字をどうするか決めておく。
− 親のミドルネームを含む氏名をカタカナ表記で書けるようにする。養子関係や実父母があれば確認する。
最後にLA領事館の駐車場のこと。ウェブサイトでは領事館ビルのパーキングは$4/25分となってますが、実際は$4/10分でした。近辺の駐車場を利用した方が安く済むと思います。なおかつビル周辺の渋滞と混雑が酷いので、少し離れたところに停めて多少歩くくらいが丁度良いかもしれません。
必要書類や手続きの細かいルールはそれぞれ領事館やご夫婦の状況などで異なってくると思います。一度お住いの管轄領事館や大使館のサイトでご確認ください☺︎
もちろん電話窓口も日本語対応しているので、直接お問い合わせされるのがベストだと思います。
日本で行う婚姻の手続きよりも少し複雑ですが、米国ビザやグリーンカードの申請に比べれば大変良心的です。
婚姻届も苗字変更もありがたいことに全て無料ですし、問い合わせや窓口でのサービスも親切丁寧です。久しぶりにホームを味わえた気がして心が安らぎました。
そんなこんなですが、皆さんのご参考になれば幸いです☺︎
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