Blog of A Nippon Girl

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米国移住とビザ&グリーンカード申請記録のためのブログ。ビザ関連はPC閲覧を推奨します。

【国際結婚】日本とアメリカ、苗字についての備忘録。

 

国際結婚をされてる方は、おそらく一度は「苗字どうしよう…」と考えられたと思います。夫婦別姓の文化圏もあれば、ふたりの苗字をくっつける地域、夫婦で姓を新たにする選択肢が増えたりと、結婚に伴う苗字事情はそれぞれですよね。

 

アメリカは離婚率が高かったり、キャリアのある女性も多く、また同性婚も認められてきたりと、結婚に対する意識は人それぞれ多様です。しかし、結婚後の苗字に関しては意外とトラディショナルで、近年でも既婚女性の8割ほどが夫の姓に変えています。

今回は、カリフォルニア州&日本での苗字オプションと、私たちが苗字をどう設定したか、備忘録として書きたいと思います。

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婚姻時の苗字変更 in カリフォルニア州

アメリカは州によってルールが異なります。どの州で結婚するかは自由なので、姓変更に寛容なところへ行って婚姻手続きをすることも可能です。

カリフォルニア州では "The Name Equality Act of 2007" という法令のもと、婚姻前に作成する「マリッジライセンス」に結婚後の新しい姓とミドルネームを登録すれば手続き完了となります。変更できるのは苗字とミドルネームのみです。 

 

新しいミドルネームの条件
  • どちらかの現在の姓である
  • どちらかの出生時の姓である
  • 現在のミドルネームと、どちらかの姓をハイフンで複合したもの
  • 現在のミドルネームと、どちらかの出生時の姓をハイフンで複合したもの
新しい姓の条件
  • どちらかの現在の姓である
  • どちらかの出生時の姓である
  • お互いの姓(現在または出生時)の全て、または一部ずつを組み合わせて一つの姓としたもの
  • ふたりの姓をハイフンで複合したもの

 

どちらかが姓/ミドルネームを変えてもよし、二人とも変更してもよし。別姓でも同姓でも構いません。

「お互いの姓から新たな苗字をつくる」は「ネームブレンディング」と呼ばれ、まだまだ少数派ですが、同性カップルや若者の間で度々話題になってます。みんなの満足を考えたオルタナティブな選択肢があるのは大賛成です。

 

日本の戸籍上の姓は?

夫婦は同じ姓を名乗るルールのニッポンですが、結婚相手が外国籍だと「夫婦別姓」が基本設定となります。入籍しても苗字は変わらず、そのまま別姓でいることも認められます。

入籍すると夫婦として新戸籍ができますが、外国人の戸籍が作られないため配偶者としての情報記載のみ、なので筆頭者も日本人の方です。ふたりの間に生まれた子は筆頭者の姓になります。

日本での苗字変更オプション

外国姓→日本姓

外国人パートナーが日本姓を名乗りたい場合、母国で姓を変えパスポートの名前から変えてしまうか、日本在住なら外国人登録証の通称名を日本姓で登録することで国内限定で日本姓を使うことができます。

日本姓→外国姓

日本人側が戸籍上の苗字を外国姓へ変える場合「氏の変更届」を婚姻から6ヶ月以内に出します。ミドルネームはつけられません。

外国姓はカタカナ表記です。漢字表記ができるのは漢字の国のごく一部の姓のみ、それ以外だと日系姓でもカタカナです。(例えばSATOさんはサトウさんへ。)

二人の苗字を繋げた「複合性」いわゆるダブルネームは家庭裁判所の許可が必要となります。クルム伊達公子さんですね。

戸籍は旧姓のまま、海外ではパートナー姓で生活

この場合、日本パスポートと現地IDの氏名が異なり不便なので、パスポートに外国姓をカッコ書きしてもらうことができます。ICチップ内の情報には反映されません。 

 

そして私たちの苗字はこうなった

超普通ですが、夫の苗字で夫婦同姓です。アメリカでは旧姓をミドルネームにしましたが、内心これはしなくてもよかったな〜と思います。

アメリカでのミドルネームは下の名前の類が一般的です。「氏・氏・名」ではなく「氏・名・名」のような感じです。ちなみにミドルネームが使われるときといえば、母ちゃんに叱られる時くらいでしょうか。笑

もちろん国際結婚して旧姓をミドルネームにする方は、出身国に関わらず多く見かけます。私はまだ氏名の間に佇む旧姓に目が慣れてません。

個人的な感想ですが、日常でミドルネームの出番が皆無、かつ名前がゴリゴリ日本人なので外国姓になろうと私のニッポンアイデンティティは無傷、そして実家との心の繋がりも健在、ということで旧姓ミドルネームは私には必要なかったと感じます。

 

それよりも「日本での苗字をどうするか」これが一番悩みました。夫は別姓にしたければ構わないと言ってましたが、両親とも相談し、結局夫の姓に変えました。

理由は、①日米で氏名が違うのがややこしい、②米国で夫の姓に変えるのに日本で変えないことに違和感があった、③将来もし家族が増えても同じ苗字でいたい、の3つです。

夫は訳あって家族で一人だけ苗字が違いました。これから自分たちの家庭を築いていくので、今度は私も夫と同じ姓を名乗れる選択ができて嬉しく、後悔はありません。

将来日本で暮らすこともあり得るため、外国姓だと家探しやローン、ビジネスに不利という不安もありますが、それはその時に考えようと思います。「病院で名前が呼ばれるのが恥ずかしい」「電話で聞き取ってもらえない」等においては、私はすでに名前が珍しいので今更気にならないです。

 

久々の記事はとても長くなってしまいました。

姓やミドルネームの変更の仕方などは調べると出てきますが、友人や家族とよく相談するほど文化の違いもたくさん見えてきて、とても勉強になりました。

大切なことは、じっくり話し合って、二人が満足できる選択をすることだと思います。

苗字について考えていらっしゃる方のご参考に少しでもなれれば幸いです。☺︎

 

:)