Blog of A Nippon Girl

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米国移住とビザ&グリーンカード申請記録のためのブログ。ビザ関連はPC閲覧を推奨します。

【記録】史上最悪の山火事。身近で起きたらどうする?

September Dawn Bottoms/SOPA Images/LightRocket via Getty Images 

日本でも大きなニュースとなっていますが、カリフォルニアでは州史上最悪レベルの山火事が頻発しています。被害に遭われた方々のことを考えるとすごく悲しく、日々祈るばかりです。

私が住むベンチュラ群では「ウールジーファイア (Woolsey Fire)」をはじめ、3つの山火事が起きました。そのうち2つは鎮火済み、ウールジーもあと少しで鎮火というところです。

幸い、自宅のあるベンチュラ市は風向きに助けられ、延焼や煙による影響はありませんでした。被害が大きかったサウザンドオークスやマリブは自宅から車で30分ほど離れています。

 

Woolsey Fire

ベンチュラ郡で発生し、ロサンゼルス群まで燃え広がったこの火事での犠牲者は3名、1500棟が全焼しました。

メディアでは高級住宅地マリブやカラバサスに住むセレブが注目されがちですが、もちろん多くの一般家庭も被災しています。

牧場の多いエリアなので、馬500頭以上をはじめドンキー、ブタ、アルパカなどたくさんの家畜たちも避難を余儀なくされました。

マリブに住む知人の家も全焼してしまいました。遠出していた最中だったので、衣類や家財道具を救出できず、さらに借家だったため私物に対しては補償なしという厳しい状況にいます。

また、あまり報道されてないですが、発火場所近くにある「サンタスザーナ野外実験場」という過去にメルトダウンを起こし、現在も除染中の原子炉跡地の一部が燃えました。

専門家によると放射性物質は拡散されてないとの見解ですが、50年もの間メルトダウンの事実が徹底的に隠蔽されていた事実があるので、本当のところはどうなんでしょう…。

 

Camp Fire

ウールジーファイアよりもかなり深刻な事態になっている北部の山火事「キャンプファイア (Camp Fire)」。

サンフランシスコの北、サクラメントのさらに北に位置するビュート郡で発生。

加州立大チコ校近く「パラダイス」という練馬区ほどの面積の街を焼き尽くし、犠牲者は77名、行方不明者は約1000名、12,000棟以上が全焼という絶望的な状況です。

消防隊による不眠不休の消火活動のおかげで現在は70%ほど鎮火しています。

煙や灰による大気汚染が非常に深刻で、サンフランシスコ及びベイエリアではイベントや学校のキャンセルが続いているようです。

パラダイスに住んでいた友人のご両親は幸い無事でしたが、やはり自宅が全焼との知らせがありました。

 

 

カリフォルニアと山火事

日本よりも面積の大きいカリフォルニアですが、乾いた気候なので山火事がよく発生します。気候変動のせいか、最近は大規模な山火事が頻発しています。

去年ベンチュラで起きたトーマスファイアは州史上最大と言われましたが、今年に入ってメンドシーノでの山火事がその大きさを超えました。

また、去年のナパでの山火事では州史上最悪の犠牲者数でしたが、先述のとおり今回のキャンプファイアで最悪の結果となってしまいました。

ちなみにこちらは現在の様子。赤い炎マークが山火事、黒が鎮火済みのところ。

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最新情報:http://www.fire.ca.gov/current_incidents

 

近くで山火事が起こったら?

災害の多い日本で培われた危機管理と直感、日頃からの備えと緊急時の初動がしっかり出来ていればきっと大丈夫です。

とにかく情報収集

まずは避難指示や新着情報を逐一チェックすることからです。火事の名前やエリアをひたすたググったり、ハッシュタグを利用したり。ただし誤った情報でないかは見極めが必要です。

避難準備

避難が必要な場合に備え、家財道具や衣類などをまとめておきます。車はガソリンを入れておき、いつでも出発できる状態に。ペットがいる場合は、アニマルシェルターの受け入れ体制を確認し、ペットに負担をかけない避難計画を立てておく。

避難前チェックリスト

  • ドアや窓、シャッターを全て閉じ、施錠はしない
  • 窓付近の可燃物を取り除く
  • ガスのメーターを切る
  • 消防隊が中まで見えるよう電気はつけたまま
  • エアコンを消す
  • 水道やスプリンクラーを出しっ放しにしない(消火の際の水圧に影響するため)
  • 避難指示に頼りすぎず、外の様子は常にチェック
  • ご近所さんへの声かけ

詳しくはこちら↓

Pre-Evacuation Preparation - Ready For Wildfire

煙による大気汚染対策

キャンプファイアの影響でサンフランシスコ周辺は大気汚染が深刻なようです。

建物や車など人工物も燃えるので、言うまでもなく有害な煙や灰が発生します。目や呼吸器、肌にも良くないので、敏感な方は特に気をつけなければなりません。

去年のトーマスファイアでは毎日頭痛だったので、煙用のマスクは家に常備しています。

エアクオリティ情報:AirNow

寄付や物資支援

パラダイスに関するニュースを見るたびに胸が締め付けられる思いです。カリフォルニアに住んでる以上他人事とは思えず、というか知人が被災してるので決して他人事なんかではないです。ウールジーでも風向きが違ってれば我が家も危なかったかも、と思うとなかなか怖いものがあります。

そして休むまもなく危険と隣り合わせで働き続けている消防隊にも頭が上がりません。

なので個人的な話になりますが、少しですが寄付をする予定です。本当に微々たるものですが、少しでも力になれればという思いです。

 

個人のクラウドファンディングから大きなチャリティー団体まで、寄付のオプションは多数あります。また消防署も支援物資や食料品を受け付けています。

今回は私はレッドクロス、赤十字を利用します。今回のカリフォルニア山火事で被害に遭われた方への支援となります。

Donate Now: Online Donations | American Red Cross

またビュート郡への寄付もこちらを通して行いたいと思います。

Camp Fire Response - Del Oro Division

 

被害に遭われた方とご家族が、一日でも早く元の生活に戻ることができますように、心からお祈りしています。

 

aerial view photography of two green tropical trees