Blog of A Nippon Girl

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米国移住とビザ&グリーンカード申請記録のためのブログ。ビザ関連はPC閲覧を推奨します。

【GC申請2018-2019年】I-693更新のため、健康診断に行ってきました。

面接の1週間前の先週、USCISフィールドオフィスからの手紙により、新しくI-693(健康診断書)が必要だということが判明したので健康診断に行ってきました。

面接まで時間がないので、すぐにUSCISサイトで近所のCivil Surgeonと呼ばれる指定医療機関を探しアポを取りました。診察料がそれぞれクリニックによって異なるため、費用を問い合わせて比較するといいと思います。

今回は時間的にギリギリだったので、とりあえず家から一番近いクリニックに電話しました。面接が来週という旨を伝えると、翌日の朝イチで予約を入れてもらうことができました。

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持ち物

  • 政府発行写真付きID(GC申請で使用している名前のもの)
  • DS-3025など、K-1ビザ渡航診断の結果全て
  • A-Numberが確認できるもの
  • I-693用紙(病院によっては用意してくれてるところもあります)
  • 検診費用$285キャッシュ(支払い方法は病院で異なります)

 

健康診断の流れ

場所は医療機関の立ち並ぶエリアにある小さなオフィスで、ドクターは女性一人でした。まずは受付にて持参したI-693に住所と連絡先を記入し、先に費用を支払います。

身長、体重、血圧、体温を測ると、次にドクターからの問診です。名前、年齢、いつ結婚したかなどの基本的な質問から始まり、現在の健康状態、持病と既往症、心の状態、アレルギーの有無、家族の病歴、飲酒や喫煙、ドラッグについての質問に答えました。最後は心音チェックです。

 

先生がK-1ビザ診断結果をチェックすると、2017年に検査項目に追加された梅毒(Syphilis)と淋病(Gonorrhea)の検査、またツベルクリン反応(TB Skin Test)も受ける必要が抜けてるから受けるように指示されました。

正直渡航診断の結果をしっかりおさらいして来なかったため、受けた予防接種くらいしか覚えていなかったんですが、なんとなく血液検査と尿検査は受けてるし、結核も胸部X線撮ってるからこれ全部やってる気がするんだけどな〜と一瞬考えました。

先生に子どもの頃にBCG、いわゆるはんこ注射を受けたことがあると伝えると、TBスキンテストでは陽性反応になる可能性があるため、今回はTB血液検査を受けてくださいとのこと。

 

TBと梅毒の血液検査、淋病の尿検査のため、3日で結果が出る超最速の検査ラボを紹介してもらい、そちらへ直行しました。たまたま夫がお昼出勤で本当に助かった。

 

尿検査&血液検査

検査機関というので大きいところを想像していましたが、着いてみるとオンボロ物件の小さな部屋といった感じ。まだイースターの飾り付けがあるデスクには白衣のおばちゃま技師さん。優しくて陽気でおしゃべりな方でした。カード払いができることを確認し、恐る恐る値段を聞くと、まさかの$70ポッキリ!保険適用外&最速検査結果でこの安さは驚きです。

 

さっそく尿検査用の蓋つきカップを貰い、おトイレへ。お手洗いは清潔でしたがちょっぴりオンボロ。アメリカでの尿検査は初めてでしたが、日本と同じように普通に済ませました。

お手洗いには小分けの除菌ハンドワイプがあり、気が利く〜と思いながら手を拭いていると、壁にインストラクションがあるのに気づきました。除菌ワイプはおまたを拭く用に置いてあったんですね、、まあ淋病が出なければ大丈夫だよね、とそのまま提出しました。

 

そして次は大嫌いな血液検査。始める前に注射が嫌いだと伝えました。おばちゃまのピンクの口紅がはみ出まくっているのをみると、なんだかとっても不安な気持ちに。しかし彼女はイランから渡米してきたストーリーを話しだし、内心早く終わらせて欲しいなと思いつつもここは笑顔で相槌。こういう時は自分が日本人だなと実感します。

針を刺した瞬間、腕がビリっと痺れた感覚がしました。注射針が少しでも動くたびに激痛で、痛いです、と言っても技師さんは「大丈夫よ〜!もうすぐ終わるから!私の娘はね〜」とまた話に戻ります。

容器に血が溜まり、これで終わりだ〜とホッとしたのも束の間、針を抜こうと握ったまま喋るもんだからずっと激痛。人生で一番痛い採血でした。多分4分くらいが20分に感じました。終わった後も続く痺れと痛み。なんなら4日後の昨日まで腕をピンと伸ばすと痛かったです。

検査結果は後日病院へ送られるということで、採血は痛かったけど優しかったおばちゃま技師さんに最後の力を振り絞り笑顔で挨拶をして帰りました。痛かった。

 

結果の受取り

病院から結果が用意できたと連絡があったので受け取りに行ってきました。全て異常なしです。I-693に署名をし、原本は封筒へ。自分用にはコピーをもらいました。厳重に封をされた原本を未開封のまま面接に持っていくよう伝えられます。週末含め4日で受け取れたので、本当にスピーディーに対応していただきました。

そしてがっかりしたことが1つ。結果と一緒に返却してもらった渡航診断結果のDS-3025をよくみると、"Gonorrhea: Negative"と"Syphilis: Negative"、"Chest X-Ray: TB negative"と書いてあるじゃないですか、、、やっぱり検査していました。

やっぱり自分の微かな記憶が正しかったな、というかこれで不備なくK-1ビザが取れてるから検査が抜けてるなんてないはずなんですよね…。アメリカはこういうことがよくあります。あの時ドクターにちゃんと確認してもらえばよかった。

 

費用

  • 健康診断:285ドル
  • 梅毒・TB血液検査、淋病尿検査:70ドル

合計355ドルです。健康診断は保険適用外、検査はまちまちで、私が受けたところはPPO保険のみ適用でした。我が家はHMOなので無保険で70ドルです。が、そもそも検査なんてする必要なかったので、この70ドルは無駄でした。悲しい。

 

血液検査が痛かったのと、その痛かった検査が蛇足だったことが残念でしたが、とりあえずこのギリギリのスケジュール感にも関わらず面接前に全て終わらせることができたことはよかったです。  明日は緊張の面接。頑張ってきます!

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