タックスシーズン到来!! 源泉徴収票を英訳してみました。
確定申告の季節がやってきました。
タックスリターンと呼ばれ、この辺でなんか行列ができてるな〜と思えばだいたい税務関係のオフィスだったりします。
アメリカの会社は年末調整をしてくれないので、サラリーマンも個人で確定申告をします。
自営業やフリーランスの場合、追加で税金が発生しないよう会計士などのプロを利用して節税の作戦を立てますが、サラリーマンやパートタイムだとだいたい払いすぎた税金が返っくることが多いです。
私の周りはみんなサラリーマンやアルバイトなので、タックスリターンの話題になると「今年はいくら戻ってくるかな〜」とウキウキします。
夫の両親は自営業なので、タックスリターンはプロに頼みます。有難いことに毎年家族の分も一緒に申告の手続きをしてくれるので、今年も早速お父さんに書類一式を送りました。
夫は去年まで日本で働いていたので、前職の源泉徴収票(W-2といいます)はもちろん日本語です。これでは会計士さんも処理ができないので英訳します。
よくよく源泉徴収票を見てみると、項目の並び方が複雑なうえ、蟻さんが作成したのかというほどの超極小フォント。
フォーマットまで完コピするのは無理なんじゃないかと思いました。
幸い金額と最低限の情報がわかればいいとのことだったので、
・必要なところだけ英訳
・金額を全て米ドルで表記&レートを明記
・住所を英語式に書き換える
あとはそれとなく似たような表の形式にまとめました。
源泉徴収票 用語の英訳例
源泉徴収票:Certificate of Withholding Income Tax on Salary for 20XX
支払を受ける者:Allowance Payee
種別 − 給与・賞与:Classification - Salary/Bonus
支払い金額:Amount Paid
給与所得控除後の金額:Amount after Deductions
所控除の学の合計額:Total Amount of Deductions
源泉徴収税額:Amount of Withholding Tax
控除対象配偶者の有無等:Presence of Spouse for the Deduction
配偶者特別控除の額:Amount of the Special Spouse Deduction
扶養親族の数:Number of Relatives for Deduction
障害者の数:Number of Handicaps
非居住者である親族の数:Number of Non-resident Relatives
社会保険料等の金額:Amount of Social Insurance Premiums
生命保険料の控除額:Deduction for Life Insurance
地震保険料の控除額:Deduction for Earthquake Insurance
住宅借入金等特別控除の額:Special Deduction for Housing Loan, etc.
外国人:Alien
支払者:Tax Payer / Employer
単身世帯だと必要項目はこのくらいでしょうか。
金額の米ドル換算は、その源泉徴収票の年の1年の平均レートで行います。
英訳の最後に、「$1=xxx.xx JPY」と注釈を加えて完了です。
英訳自体、申告に必要な書類を作成するためのものなので、会計士さんによってはカジュアルでOKという人もいますが、念のため「翻訳者の名前、日付、サイン」を記入すれば完璧です。
今年のタックスリターンはもう終わったよ〜!という方が多いと思いますが、何かのお役に立てれば幸いです☺︎
:D
【国際結婚】婚約者ビザなしで米国で結婚&移住するリスクを考える
アメリカに行って結婚し、グリーンカードを申請する場合、渡米する前にフィアンセビザを取得することが義務付けられてます。やっぱりどうしてもビザの取得にはお金と時間がかかります。
しかし、これまでフィアンセビザを取らず、観光としてアメリカへ行って結婚、グリーンカードをゲットしてきた方も実際たくさんいるようです。
これは政府が定める正規の方法ではないので、それなりのリスクが伴います。
このビザなし結婚&グリーンカード申請を行う際、「30・60日ルール」というものがありました。去年そのルールに変更があったので、それについて書いていきたいと思います。
これまでの「30・60日ルール」とは?
Visa Journeyや移民法関連のサイトでは"30/60 day rule"としてよく議論されています。
観光ビザから学生ビザに変更や、フィアンセビザからグリーンカード申請するときなど、"Adjustment of Status"と呼ばれる「滞在資格の変更」手続きを行います。(以下AOSとします。)
フィアンセビザを取得せず、旅行や学生としてアメリカに入国し、そのままアメリカで結婚、グリーンカードのためにAOSをする場合、そのタイミングが重要となります。
それが「30・60日ルール」と呼ばれるものです。
「AOS申請がアメリカ入国後30日以内だったら却下します。入国後30〜60日の間だったらAOS申請を受け付けますよ」という政府の方針に沿ったものです。
このタイミングでAOS申請をする際、
・アメリカに来るときは結婚の意思がなかったこと/入国後に出会った
・今アメリカにいるうちに結婚しなければならない理由
この2つを物的証拠とともにロジカルに説明し、イミグレを説得できれば、フィアンセビザがなくても結婚後グリーンカード取得できたケースもあります。(もちろん却下されることもあります。)
ですが2017年9月、「30・60日ルール」が「90日ルール」に変更されました。
新しい「90日ルール」で変わったこと
要は、「入国して90日以内はAOS申請しても却下します」ということです。
90日間待って91日目にAOSすればいい?とも取れますが、ESTAの有効期限は3ヶ月なので確実にオーバーステイです。不法滞在歴がついてしまうし、アンラッキーだと強制送還や入国拒否のリスクもあります。
おそらく3ヶ月以上の滞在を認められた学生や就労ビザで渡米してる場合は、結婚からAOSの流れはツーリストほど厳しくないとは思います。
このルール変更の意図は、旅行者がアメリカ人と結婚してそのまま住み着くのを防ぐため、結婚してグリーンカードを申請する予定ならフィアンセビザを取らせるため、こんなところだと思います。
この新しいルール、空港で申告した入国目的に矛盾するようなことに対しても厳しくなるようです。
例えば「学生ビザなしでアメリカで学校へ通う」という行為も違反例に挙げられています。バレなきゃ大丈夫と言われればそれまでですが、これまでみたいに「夏休みの1ヶ月だけアメリカで語学学校にでもいこうかな〜」なんてことがグレーゾーンです。
この「90日ルール」は、移民局(USCIS)ではなくアメリカ国務省が掲げる規定なので、これが実際にUSCISのポリシーにどのように反映されていくのかはまだ未知数な部分もあります。
いずれにしろ移民関係は法律や細かいルールがよく変わったりするので、これから手続きをされる方は常に最新情報をチェックすることと、できれば弁護士や専門家へ一度相談されることをお勧めします。
個人的に思うこと
60日が90日に延びただけですが、やっぱり政府の本音はできるだけ移民を受け付けたくないんだと思います。
ただ、不法移民や不正に入国されるのを取り締まるのが目的なので、嘘をつかずにルールに従っていれば時間とお金はかかりますが永住だって帰化だって自由にできます。
それぞれの事情や人権問題も関わるので、不法移民に関してはアメリカでも意見が分かれるトピックです。
私個人としては、お金と時間と労力をかけて永住権を申請しているので、不正に入国や滞在できてしまうシステムというのは納得できない部分もあります。正直、移民に関してはトランプ大統領を支持します。笑
参照&参考になる記事
:)
【GC申請2018年】バイオメトリクス完了
1月24日にAOSパッケージをUSCISへ郵送してから1ヶ月ちょいですが、昨日バイオメトリクスへ行ってきました。
正直バイオメリクスの通知がこんなに早いとは思わず、完全にウカウカしていました。
同じ時期にGC申請をされている方から通知が届いたとコメントをいただき、慌ててメーリングアドレスに設定していた友人にポストを確認してもらったところ、なんと私にも届いていました!!ブログをつけていて本当によかった!泣
これまでのタイムライン
1月24日 AOSパッケージ郵送
2月7日 NOA発行 (+7日)
2月16日 バイオメトリクス通知発行(+9日)
3月5日 バイオメトリクス (+17日)
GC申請をはじめてから40日後にバイオメトリクス。予想していたよりも少し早めです。
バイオメトリクス当日
隣町OxnardにあるUSCISのローカルオフィスだったので、15分もかからず到着。
案の定、IDチェックの際に受付の女性たちが「あれ、これパスポートの名前が、、」と話し合いだしたので、多少のドヤ顔でマリッジサーティフィケイトを手渡し解決。職員さんたちに「先を読まれたわ〜!」と褒められ?ました。笑
人種、瞳の色、髪の色、身長体重などを簡単に記入して5分ほど待機。
その後写真撮影と指紋採取で、15分程で終了しました。
オフィス内は食べ物、飲み物、携帯の使用は禁止です。おそらくメキシカンのお父さんはお水のボトルも没収されていました。携帯は預ける必要はなく、夫は気づかずスマホポチポチしていましたがお咎めなしでした。
こんなんで、とってもカジュアルに終わったバイオメトリクス。ちょっとドキドキしましたが、全く身構える必要なかったです。
強いて言うならササッと撮られた写真のチェックをしたかった、、
Visa Journeyでの平均待ち時間データによると、バイオメトリクスから面接まで100日程度のようです。
また通知が来てアタフタすることのないよう、早めに面接の準備に取り掛かろうと思います。
:)
【GC申請2018年】NOAお便りが届きました
グリーンカード申請について、マイナーアップデートです。
AOSパッケージ(I-485、I-765、I-131をまとめて申請)をUSCISに郵送したのが2018年1月24日でしたが、先日NOA通知が届きました。
今住んでるアパートの宅配・郵便システムがびっくりするほどポンコツで信用ならないので、メーリングアドレスは近くに住む友人宅の住所を使用しましたが、全く問題ありませんでした。
友人宅に届いたので正確にいつ届いたのかはわかりません。
NOA発行日が2月7日と記載されているので、郵送からちょうど2週間で発行された、ということになりますね☺︎
このNOAお手紙、ご丁寧にI-485、I-765、I-131ひとつひとつに対してなので、3通も届きました。良く見るとレシートナンバーも全部異なってます。
ちなみに書式はK-1ビザのものとまったく同じで、ぱっと見「あれ?私これもう持ってる」と思いました。笑
ちなみにこれまたK-1のときと同じで、レシートナンバーはUSCISサイト上でのケースステータス確認で使用することができます。
まだまだ申請始めたばっかりなので、道のりは遠く長いです。
気長に待つしかないですね!
:)
ファストフード天国アメリカ
胃もたれ中の方は度々ごめんなさい。
アメリカと言えば、ファストフード。マックやサブウェイ、ドミノピザなんかは日本でもよく目にしますよね。
時代の流れはもっぱらヘルシー路線ですし、ハンバーガーやピザなんかは油っこくて好き嫌いが別れると思いますが、私は定期的に食べたくなります。笑
せっかくファストフードヘブンに引っ越してきたので、今回は個人的に好きなお店や馴染みの店について書いてみたいと思います。
- 『IN-N-OUT』
- 実はIN-N-OUTくらい大好き『Chick-fil-A』
- 夫ママのお気に入り『Jack in the Box』
- 『MacDonald's』
- 夫のグランマの大好きな『El Pollo Loco』
『IN-N-OUT』
お気に入りのバーガーショップです。魅力がありすぎて、記事がひとつ書けてしまったくらいです。☺︎
実はIN-N-OUTくらい大好き『Chick-fil-A』
Chick-fil-Aと書いて「チックフレイ」と呼びます。チキンバーガーのお店で、アメリカではかなり大きい規模でチェーン展開しています。
数年前にはCEOが「同性婚反対」を主張し、ボイコット騒動に発展したりしました。
私も夫もIN-N-OUTくらいよく行くのですが、ここの好きなポイントは「ワッフルフライ」と呼ばれるギザギザのポテトと丁寧な接客です。
アメリカのファストフード店は店員さんがかなりリラックスモードです。不機嫌そうに対応されることもあれば、スタッフ同士でおしゃべりしながら注文をとる、なんてこともたまにあります。
ですがチックフレイの店員さんは、たとえ高校生くらいの若い方でもかなり丁寧です。高校の英語の授業で習ったようなパーフェクトな言葉遣いです。
一度、何かの節に「サンキュー」と言ったら、「マイプレジャー」と返ってきて夫と感動しました。笑
夫ママのお気に入り『Jack in the Box』
個人的にはジャンクフード感が強すぎて頻繁に行くことはないですが、たま〜にお酒を飲んだ夜なんかに食べたりします。
義母はよく「車で家に帰ってる時とか、気づいたらJack in the boxのドライブスルーでタコス注文しちゃってるのよね〜!!」って笑ってました。
IN-N-OUTでDouble-Double平らげる私でもちょっと胃もたれしそうです。
『MacDonald's』
おなじみマクドナルドです。ハンバーガーの国アメリカでも、さすがにマックというとみんな「うぇー」という反応をします。
ですが、実は私はポテトに限ってはマックのポテトが好きなのです。それを友人に打ち明けると、なんということでしょう、「僕も!」「私も!」といった声が多いのです。私の周りだと女の子に多い気がします。
あとは、たまに「ソフトクリーム」が恋しくて行ってしまいます。
マックといえばおきまりの、英語でのマクドナルド発音問題。メクダアヌルズと聞こえます。
夫のグランマの大好きな『El Pollo Loco』
メキシカンなチキンのチェーン店、「エル・ポヨ・ロコ」です。スペイン語でクレイジーチキン、狂った鶏です。
先日、82歳のお誕生日前の夫のおばあちゃんに会いに行ったのですが、ちょうどお昼時だったので、お家にエルポヨロコのチキンを用意してくれました。
アメリカでは家族でターキー(七面鳥)を食べるサンクスギビングデー、いわゆる感謝祭ですが、おばあちゃんはエルポヨロコのチキンを食べたそうです。
おばあちゃんが用意してくれていたのは骨なしのほぐし身でしたが、このようにトルティーヤにチキンとサルサをのっけて頂きます。
ファストフードと一口に言っても、価格帯から種類までバラエティ豊かなので、挙げていくとキリがないですね。
もちろん手作りで健康的な食事がベストですが、良くないとわかっていても食べたくなるのがジャンクフード。
皆さんもお気に入りのファストフードはありますか?
まだまだ行ったことのないローカルなバーガーショップなんかはたくさんありますし、好みも地域差があると思います。これからじっくりいろんなご飯を堪能できたらな〜と思います!☺︎
:P
バーガーショップ『IN-N-OUT』について語る
アメリカに引っ越してきたので、いろんなファストフードについて記事を書いていたところ、思いのほか自分のなかのIN-N-OUTへの愛が大きすぎて、急遽別の記事としてまとめることにしました。笑
他のファストフードについては次にアップ したいと思います。
絶対的人気のバーガーチェーン『IN-N-OUT』
もうご存知の方が多いと思いますが、アメリカ西海岸を中心に展開される『IN-N-OUT BURGER(イン・アンド・アウト・バーガー)』。私個人的に一番好きなハンバーガーです。夫は「カリフォルニアの宝」と言っています。
勢いよく「インネナゥッ!」と発音してください。
最近日本進出した『SHAKE SHACK(シェイクシャック)』が東の横綱だとすると、IN-N-OUTは西の横綱です。
シェイクシャック、実はまだ食べたことがないので完全に偏見ですが、価格的にもちょっと贅沢な感じかなと勝手に認識してます。IN-N-OUTはもっとあなたの日常に寄り添ってくれる、そんなバーガーショップです。
友人に1人だけ「IN-N-OUTのポテトが嫌い!」という人がいますが、そんな彼もIN-N-OUTのバーガーはカリフォルニアの誇りだと言います。それほどここで生まれ育った人にとって、IN-N-OUTの存在はもはやアイデンティティなのです。
ウマイのは当然の話です。
それ以上にプレシャスな点が2つあります。
1つ目は素材の新鮮さ。工場でパッケージ加工された食品や冷凍素材を使いません。全て店舗で調理されてます。
もうひとつの魅力は価格です。素材も調理も普通のレストランレベルなのに、ダブルバーガーのセットで7ドルもしません。なのでハンバーガーな気分の日は安心してIN-N-OUTです。
IN-N-OUTの有名すぎる裏ワザ注文
メニューは至ってシンプルなんですが、裏メニューというか、スタバのようにカスタマイズして注文することができます。
パティの量をカスタマイズ
たとえば、このダブル・ダブルはパティ2枚ですが、『3x3(スリーバイスリー)』と頼めば3枚、『4x4』で4枚と肉を追加できます。
また「グリルチーズ」と頼むことでパティ無しにすることもできます。
アニマルスタイル
有名すぎる裏メニューといえばアニマルスタイル。「IN-N-OUTスプレッド」と呼ばれるサウザンアイランド系のソースを追加してくれます。フライドポテトをアニマルスタイルで注文すると、ポテトにチーズとソース、あめ色玉ねぎがドバーッとかけられます。
プロテインスタイル
いわゆる「ハンバーガー、パン抜き」です。お肉がレタスでサンドされます。みずみずしくて私は好きです。
お野菜や焼き加減も自由自在
玉ねぎは生かグリルか選べ、ほかの野菜の量も調節したりぺパチーニという唐辛子ピクルスのみじん切りを追加したりできます。
私は決まって「エクストラピクルス、エクストラトマト」です。
あとパンをカリカリにグリルしてもらったり、ポテトを長めに揚げてカリカリにしてもらったり、またふにゃふにゃポテトにしてもらうこともできます。
ナポリタンシェイク
日本人なのでケチャップ味のシェイクを思い浮かべましたが、これはチョコとストロベリーとバニラをミックスしたシェイクです。シェイクをあまり頼まないので試したことはないですが、お味どうなんでしょう。。
こんな風に注文の仕方次第でいろんな味を試せます。楽しい!!
この他にも、パンの代わりにバーガーでチーズを挟む裏メニューがあったり、コーラフロートができたり、実際のメニューよりも裏メニューのほうが多いです。
というか多分頼まれたことはだいたい対応してくれるんだと思います。
これは先日のIN-N-OUTディナーです。見た目は重そうですが、意外とサクサク食べられちゃうのがインネナゥ。胃もたれしたことないです。
真ん中にあるのがぺパチーニです。
バーガーはトマトとピクルス多め、ポテトはアニマルスタイルです。二人で20ドルしない最強コスパだと思います。
気づかぬうちにIN-N-OUT愛が大きくなっていて、これだけダラダラと語り続けられるなんて思いもしませんでした。笑 それだけ地域に根ざしたサービスを提供できてるんだと思います。シェイクシャックを始め、他の地域のローカルバーガーショップや、みなさんのお気に入りのお店もいつか訪れてみたいです☺︎
はじめて文章を書いていてお腹が空きました。
次は本来書くつもりだった、いろんなファストフードについてブログしたいと思うので、胃もたれ中の方はご注意ください。笑
:)
引っ越し先、決まる!!!!
今月末から来月始めに引っ越しを見据え、クレッグズリストの物件情報をチェックする毎日を過ごしていましたが、ついに引っ越し先が決まりました!!感涙
家賃高騰事情もさることながら、昨年末に発生した山火事、トーマスファイヤーの被害で家を失った方が多く、賃貸市場は品薄状態。私たちの家探しも難航していました。
日本でのアパート探しは、不動産屋さんに引っ越し先の条件を伝えて物件を見繕ってもらいますが、アメリカではネットで物件を見つけて連絡をとり、内見後に申請というパターンが主流だと思います。
地元の有力な不動産屋さんは2社ほどありましたが、個人で管理されてる物件もそれなりに多く、やっぱりこれら全て網羅して掲載してあるインターネットの方が情報量は多いです。
詐欺か?!申請書を提出したけど音沙汰なし、、、
家探し中にこんな出来事も。
ある物件をとても気に入り、借主に連絡すると、近所の車屋さんで働いてるから直接来てくれということで会いに行きました。普通のおじさんでした。立地と家賃がとても良く、申請料はいらないとのことだったので、コンペティティブな背景もあり、内見前でしたがその場で申請することに。
申請書を書いて渡し、おじさんの仕事が6時半に終わるので、そのあとに内見をしようという流れになり一旦帰宅。
6時になり、住所をまだ知らない私たちはとりあえず物件のあるエリアを探索。その後6時半になっても7時になってもおじさんから連絡なし。諦めて家に帰りました。
次の日も、その次の日も結局おじさんから連絡はなく、こちらからの電話にも出ませんでした。「ああ、結局他に借り手がついたのか」とばかり思ってましたが、よくよく考えてみると申請書には夫の個人情報を惜しみなく記入しているため、もしかして詐欺??ととても不安に。
幸いカードの利用状況などに不審な動きはなく、連絡がないのもおそらくおじさんの怠慢かと思われます。
こうやってみると、不動産オーナーを装って申請書を記入させ、個人情報を悪用する詐欺なんて簡単に誰でもできてしまいます。改めて警戒心を忘れないよういい勉強になりました。
肝心な引っ越し先について
ダウンタウンのはずれのアパートです。
中心街とビーチの近くなのでロケーションは抜群、サーファー夫のテンションが上がる立地です。
そして倉庫つきということで、部屋とは別に敷地内にストレージルームがついてきます。生活スペースを侵食しがちなサーフボードの収納にぴったりです。
日当たりが良く、朝日は寝室に、日中はリビングの窓から日が差す感じです。
内装は古めですが清潔で、特にキッチンは70年代の空気を感じます。備え付けの冷蔵庫なんて、もう亡き祖父のオフィスにあったものを彷彿とさせるレトロっぷり。
第一印象はこんな感じです。
キッチンの壁がこんな感じのダークな木目調なので、家具や小物をややサイケにまとめてもいい感じだね〜と夢が広がります。
実はこの物件、広告がネットに投稿された日にすぐアポをとり内覧し、即決でした。
オーナーさん曰く、広告掲載3日にして100人以上から連絡があり、一人で電話対応に追われたそうです。もはや壮大な椅子取りゲーム。
正直こんなお家に巡り会えただけでもラッキーなのに、無事に契約まですすむことができ今回はとっても運が良かったと感じます。神様仏様ご先祖様に感謝!
決して広々とした家ではないですが、やっと自分たちだけのスペースで生活できるって考えただけでも最高です!
あとはどうか引っ越しがスムーズにいきますように!笑
:)