【アメリカ結婚式】誓いの言葉に戸惑う私!!!!!
ここまでアメリカでの結婚について話してきました。
婚姻届の提出という入籍の手続きとは違い、アメリカでは結婚式を挙げることが必須となります。
式場を決め、招待状を書き、ウエディングドレスとタキシードを着る結婚式もあれば、ビーチウエディング、役所や裁判所にて誓いの言葉を交わすシンプルな結婚式など、カップルによって挙式スタイルもそれぞれだと思います。
その結婚式の肝となる部分が、この「誓いの言葉」です。
英語では"wedding vows"と呼ばれます。K-1ビザの面接も宣誓から始まったり、アメリカの文化では大事な場面になるといろいろ誓わされることが多いです。
義理妹「誓いの言葉は用意してる?」
えっと、誓いの言葉って立会人の復唱するんじゃないの?って聞き返しちゃいましたが、実はカップルそれぞれオリジナルの誓いの言葉を準備するのが一般的です。
私たちは立会人に任せると義妹に伝えると「えー!!!じゃあ将来改めて大きな挙式する時はちゃんと誓いの言葉考えてよね!!」と念を押されました。笑
最近は日本でも人前式が人気だったりで、自分たちの言葉で誓いを立てるカップルが増えてると感じます。
アメリカの私たちの周りは、どんな挙式スタイルであろうとみんなそれぞれの誓いの言葉を用意するなんて当たり前じゃない〜!といった認識です。
誓いの言葉の前に
私たちは大きな結婚式ではなく、役所でCivil Weddingという小さなセレモニーを行いました。式の進行は神父や牧師ではなく、役所のコミッショナーの方です。
まず、誓いの言葉に入る前に、進行役によるはじめの挨拶があります。そして、一人づつ、この人を妻/夫とすることを誓いますか?という問いかけがあります。ふたりとも同じ質問にイエスと答えると、誓いの言葉に入ります。
誓いの言葉アンド指輪の誓い
誓いの言葉は正直長かったのと、笑いを堪えるのが大変でした。
英語の授業の「リピートアフターミー!」に近いものがあります。進行役がちょこちょこ区切って読み上げる誓いの言葉を繰り返していきます。
誓いの言葉は伝統的なタイプの文章で、昔の言い回しなんて馴染みのない私が1回聞いて理解できるはずもなく、それとなーく聞こえたように適当に真似してました。
進行役の方も私が適当に取り繕ってるのに気づき、先行した夫はほぼ一文ずつ繰り返していたのに対し、私の番は途中から1ワード1ワードで区切りだしました。
気を使わせてしまった上、読み上げるのにだいぶ時間がかかってしまい、それでも意味不明の単語たちを適当に真似し、しかも夫は完全にそれに気づき、ふたりで向き合っていたので笑いが止まらなくて、今でも思い出しては笑いが出てきます。
最後に進行役が終わりの言葉を述べ、正式に夫婦として認められます。
この終わりの言葉に入った瞬間ほっっっとしました!心の中では「誓いの言葉に解放された〜〜!」という気分です。笑
式で交わした誓いの言葉が書いてある紙をもらいましたが、ああ、こんなことを言ってたのねって笑いました。
こんな感じなので、自分たちで誓いの言葉を用意して練習するのも悪くないと思います。将来、日本の家族や友人も招いてセレモニーを開く時は、日本語で誓いの言葉をいうのもいいなぁなんて考えています。
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