【概要】K-1ビザからのグリーンカード申請【2018年】
2017年10月にフィアンセビザ(K-1)でアメリカへ入国して早3ヶ月。
ついに、というかやっとフィアンセステイタスからのグリーンカードへの切り替え、『AOS』と略される"Adjustment of Status"を開始します!
フィアンセビザの申請と流れは似ていますが、もちろん用意する書類やプロセスが異なります。大まかに、どんな流れになるのかまとめていきたいと思います。以下、グリーンカードは"GC"と略します。
プロセス
はじめの一歩はK-1ビザのI-129F郵送のように、AOSパッケージを提出することから始まります。ちょうどイミグレーション関係で細かいルールが変わっている時期のようで、情報収集に悪戦苦闘しました。
AOS提出書類
【任意】G-1145
E-Notification of Application/Petition Acceptance
K-1申請時と同じで、パッケージがUSCISに到着したらメールで通知してもらうためのフォームです。
【必須】I-485
Application to Register Permanent Regidence or Adjust Status
AOS申請のフォームです。「フィアンセから配偶者になったので永住権(GC)をください!」と訴えるための申請書です。
【必須】I-864
Affidavit of Support Under Section 213A of the INA
扶養証明。AOSを行うにあたって、アメリカ人配偶者による扶養を約束するフォームです。
【該当のみ】I-693
Report of Medical Examination and Vaccination Record
渡航診断結果とワクチン接種の記録です。フィアンセビザで渡航診断から1年以内であればその際の結果が有効なので、再度アメリカで健康診断を受ける必要はありません。
【任意】I-765
Application of Employment Authorization
"EAD"と略されます。労働許可の申請書です。GCをゲットするまでの間、働く権利がありません。EADを一緒に申請することで、EADが許可されるとGC取得前であっても働き始めることができます。
【任意】I-131
Appliction for Travel Document
"AP"と略されます。渡航許可証です。GCを待っている間、原則アメリカ国外に出ることはできません。厳密には出れるけど、出てしまえばAOS申請を放棄したとみなされ、再入国時にはステイタスが白紙に戻るため申請全部やりなおしです。APはアメリカへの帰りのチケットのようなものです。(APが許可されても実際の最終判断は空港での入国管理官に委ねられます。)
EADとAPの申請は任意ですが、AOSとの同時申請が強くおすすめされています。
お得です!これらは別で申請すると結構高い申請料が発生しますが、AOS時に申請することで無料になります。無料のうえ権利を与えてくれるので、私も同時申請を選びました。
パッケージが受理され、通知がくるとそれに従ってバイオメトリクスを行います。いわゆる生体認証です。
これが終わると面接、そして承認されるとグリーンカードが送られてくるといった流れです。
取得までにかかる期間
私はこれからなので実体験ではないですが、Visa Journeyでの最近の平均ペンディング期間はEADとAPがだいたい6ヶ月、GCは約1年といったところです。
私の周りには2年ほど前にグリーンカード取得した人が多く、聞くところによるとEADとAPの発行が2年前より4ヶ月ほど遅くなっているそうです。
ですが、VIsa Journeyの中には2017年10月に申請して3ヶ月でGCを手にした方もいました!なので私は希望を捨ててません!笑
費用
14〜72歳の個人申請で、バイオメトリクス代も含め1225ドルです。
家族で申請する場合や年齢で費用が変わってきますので、詳しくはUSCISでご確認ください。
↓↓下の記事にて提出した書類を全項目書き出してます!絶対的に正解か保証はできませんが、私はこれで通りましたので、皆様のご参考になれば☺️
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